小学校の入学願書を書く時に、
「うちの子の長所と短所をどう書けばいいのか」
とっても悩みますよね。
長所も短所も、
言葉ひとつで良くも悪くも印象が変わるので、
言葉選びにとても苦労しますよね。
でも!ポイントを押さえると、
何も知らない時よりも
スルッと言葉が出てくるようになりますよ。
そのポイントは2つあります。
長所は「具体的に書く」こと、
短所は「改善するよう努力していること。
また、これから学ばせてきたいという姿勢」
を見せること、この2つです。
小学校受験願書で、子どもの長所と短所はどう書くと良い?
2つのポイントを押さえると、
とてもいい印象を与える文章を
書くことができます。
例えば長所ですが、
「明るい子です」と書くよりも、
「家族が疲れている時に、気がけて楽しい話を
してくれる明るい子です」と具体的に書いた方が、
情景が浮かびます。
短所の場合は、
「人見知りですが、近所の子どもと触れ合う機会を増やしています」と
努力していることなどを書くといいでしょう。
短所しか目につかなくて…というお母さんは、
短所をひっくり返して長所にするといいですよ。
例えば、「うるさい」→「元気がいい」
「臆病」→「慎重」などです。
小学校受験の子どもの性格別参考例文
それでは、
子どもの性格別の例文を見ていきましょう。
長所
明るい
「自分からお友達に
声をかけていく明るい子です。
人との和を大切にします」
思いやりがある
「他人を思いやる心を持っている子で、
お友達がけがをした時は、
親身になって心配していました」
根気強い
「レゴで遊ぶことが大好きで、
船を完成させるまで集中して遊んでいました」
好奇心旺盛
「好奇心旺盛で、
新しいことに自らチャレンジします。
臆することもありません」
感情豊か
「物語の主人公に感情移入して笑ったりと、
感受性が豊かです」
短所
頑固
「自分の意見をしっかりと持っています。
少し協調性に欠けるところがありますが、
お友達と関わる時は、
親としてきちんと指導しています」
人見知り
「見知らぬ人に対して、
慎重過ぎるところがあります。
児童館などに行って、色んな子どもたちと
遊ばせる機会を作っています。
少しずつですが、人見知りが改善されてきています」
飽きっぽい
「色々なことに興味を持ちますが、
飽きっぽいところがあり、ひとつのことを
集中してやることが苦手です。
一度やり始めたことは達成できるように
見守っています」
調子に乗りすぎる
「好奇心が旺盛で人懐っこい半面、
素直すぎるため調子に乗りすぎて
羽目をはずしてしまったり、
嫌なことは嫌だと強情を張りすぎたり
するところがあります。
親として、羽目を外しすぎないように
指導しているところです」
強情を張りすぎる
「1度決めたことは突きとおす
意思の強さがありますが、
自分の思い通りにならないと、
すぐに拗ねることがあります。
譲るということを最近覚え始めたところです。
拗ねることは少なくなってきました」
<最後に>
このように、長所は細かく具体的に例を入れて、
短所は「長所、短所、長所」とサンドしてみたり、
短所をなおす為に
どのようなことをしているかを書くと良いですよ。
小学校の願書書きということで、
緊張するお母さんもいることでしょう。
大切なのは、普段から子どもをよく見て
文章に起こすことです。
もうひとつ、丁寧な字で書くと、
いい印象を与えることができますよ。