やっと息子が小学生に入りひと安心。
そう思っているとすぐGWですね。
長いお休みの中、子供たちの大イベント「こどもの日」があります。
男の子にとっては兜を飾り、
鯉のぼりを泳がせて楽しいイベントですね。
こどもの日には柏餅を食べたり、
菖蒲湯に入り子供の成長を願う行事でもあります。
こどもの日と言うくらいだから大人のお祝いではないことはわかっていますが、
それでは誰をいつまでお祝いするのでしょうか。
嬉しい祝日、と思うだけではなくちょっと深堀してみました。
年齢制限のイベントは悩む!
端午の節句・・・いったい、何歳まで?
それでは、何歳まで飾るのでしょうか。
端午の節句が、男の子の立身出世・命を守る象徴として、
鎧や兜を身に着けた人形を飾る意味合いから、
実際には何歳までと言う決まりはないそうです。
そういえば、私の実家では床の間に、
一年中、弟の五月人形が飾られています。
子供が大きくなるといつの間にか
飾らなくなってしまいますよね。
母いわく、
「ガラスケースに入っているし、ほこりは大丈夫でしょう。
一度片付けてしまったら一生飾ってあげられないような気がしてかわいそうだわ。」
と言っておりました。
いつまで飾るということは、親御さんの気持ち次第でしょうか。
地方によっても様々なようですが、一般的には決まられてないようですね。
では、こどもの日の由来についてもみていきましょう。
端午の節句=こどもの日のことですね。
端午とは5月初めの午(うま)の日のことを言います。
昔は5月に限ったものではありませんでした。
午(ご)と五(ご)の音が同じ事から、
5月5日が端午の節句になったと言い伝えられています。
現代で五月人形飾るのは、
武将が自分の命や身の安全を願って、鎧や兜を神社に奉納していた
ことに由来します。
今は「こどもの日」というと男女関係ありませんが、
「端午の節句」と言うとやはり男の子のお祝いですよね。
では、なぜ男の子のお祝いになったのでしょうか。
昔は大人の真似をして鎧や兜を身に着けてあそんでいました。
男の子たちが真似をして身に着けていた鎧や兜の代わりが「菖蒲」(しょうぶ)だったんですね。
また、「菖蒲」には「尚武」と「勝負」がありますが、武芸を尊ぶ(とうと・ぶ)意味のある言葉だったようです。
それにかけて「武芸を尊ぶ日」となりました。
えっ!語呂合わせ?
と思わせるものがありますが、日本の言い伝えではよくあることですね。
兜や鯉のぼりの処分って、いつごろするの?
「処分」と聞くとなんだか切ない気がしますが、
家庭の事情で管理するのが難しい場合もありますよね。
簡単に済ませたいならば、自治体のゴミとして捨てられます。
ただ、子供の成長を願って飾られた人形を
ゴミとして捨てるのは忍びないです。
そういう親御さんには、
やはり神社やお寺などで供養してもらうのをお勧めします。
神社、お寺で供養の金額は違うと思いますが、
相場価格は1~2万位です。
少し高いかな・・・と思いますが、
「今までありがとうね。」という気持ちを込めて供養に出しましょうね。
私の住んでいる千葉県では、
年に1度ショッピングセンターなどで、
供養してもらいたい人形を回収するイベントが開かれています。
1500円位でした。
金額は開催する所で違うとは思いますが、1度調べてみるのも良いですね。
❤ 最後に ❤
うちでは、主人が買ってもらった兜が引き継がれました。
おじいちゃん、おばあちゃんにしてみると大変嬉しいことのようです。
年に一度のことですからまだまだ飾らせてもらってます。
古い考えですが、代々引き継ぐというのもありかもしれませんね。