「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざがありますが、本人たちはそんな悠長(ゆうちょう)なことは言ってる状況ではないですよね。
頻繁に夫婦喧嘩をしていては、お子さんもかわいそうです。
あまりに喧嘩が多すぎて、話し合いに嫌気がさしている夫婦がいるのも事実です。
そんな話し合いができない夫婦喧嘩はどうしたらよいでしょうか。
あなたが話し合いたいという気持ちがあるのならば、より良い夫婦を築きたい、そしてご主人にまだ愛情があるからでしょう。
まずは、話し合いを絶対にしなければいけないという概念を捨てるべきです。
あなたの考えの方向性を変えるだけで楽になることもあります。
それではもっと深く掘り下げて解決策を見つけだしましょう。
夫婦喧嘩に疲れた・・・話し合いができないなら話さないのが一番?
夫婦喧嘩が多過ぎて、いい加減疲れてしまった人もたくさんいますよね。
「夫婦喧嘩にならないように絶対に口はきかないよ
うにします。」
「顔を合わせれば必ず喧嘩になるのでなるべく避け
ています。」
「会話は必要最低限にしています。」
などなど、いちようは体策はしているようです。
でもよく考えると、これも立派な夫婦喧嘩の延長戦です。
結局この状態も不満がたまって離婚に発展しかねません。
実は夫婦喧嘩のいけないところは、
「夫婦喧嘩のパターン化」
です。
・話し合いをしようとすると逃げる
・話し合いにならないから話さない
これを繰り返した結果が疲れきった自分がいるのです。
もしかすると・・・夫婦喧嘩で話し合いができない理由は自分にも?
夫婦喧嘩の原因は双方にあります。
喧嘩の発端が自分でなかったとしても、相手にとっては言い方ひとつで嫌な思いをする場合があります。
何気になく言った言葉でも「むかつく!」ということは誰でもありますよね。
夫婦ならば何を言ってもよい感じになっていますが、それでは相手が傷つくだけです。
そして喧嘩の原因の落とし穴は、奥さんの押し付けです。
自分はそんなつもりではないのだけれど、つい強い口調になってしまったり、
「私だって疲れている・やっている・あなたには仕
事しかしてないじゃない!」
という気持ちが少なからずありますよね。
そのような気持ちがある限り、夫婦の間での話し合いは一生無理だと思ったほうがよいかもしれません。
ご主人も正直聞き飽きているのでしょう。
大喧嘩になるぐらいなら自分が何も言わなければ大事にならない、といった感じに思われています。
喧嘩の姿はお子さんには見せたくないのはお互い思っていることです。
そういったことが、わざと話し合いに持っていかない理由だということも覚えておいてください。
それに対して、
「どうして話を聞いてくれないの?」
「話をちゃんと聞いてよ。」
というのはご主人に対しての押し付けでしかないのです。
夫婦喧嘩のゴールは?話し合いができない時の仲直りはどうする?
話し合いもダメ、何を言っても聞く耳を持ってくれない、でも離婚は避けたい・・・。
このような状況では、あなたはご主人を毎日責めてしまいます。
少しご主人に向けている目を他に移してください。
ワーキングママでれば仕事を頑張ってみたり、職場の人との交流を深めたり、好きなものを食べ歩きしてみたり、楽しい事を考えるようにしましょう。
お子様がいるのであれば、「休みになったら近所の○○に行ってみようかな。」など、ポジティブな考えを持つことです。
「今日これ買ってきたから一緒に食べる?」
こんな些細なことが夫婦関係を修復してくれます。
お仕事をしていなければ仕事を始めてみたり、経済的に余裕があれば資格や趣味を始めるのもおすすめです。
仲直りをしなければいけないということにとらわれず、あなたが生き生きしていれば、自分はいなくても大丈夫なの?と焦りだしますよ。
焦らないにしても、自分が仕事をして家庭のことは何もしていないけれど、あなたがいれば安心と思ってくれているはずです。
言葉を求めるのではなく、ご主人が仕事を終えて無事に家に帰ってくることに感謝してください。
求める夫婦の関係から、譲り合いの関係を築くのです。
お互い感謝の気持ちが生まれれば、話し合いができないなんていう次元ではなくなり、自然な夫婦関係が築けますよ。
❤ 最後に ❤
夫婦関係はこの世の中で一番難しい人間関係だと思います。
他人ではあるけれど、紙切れ一枚で夫婦という一生のパートナーを築きました。
生活環境も違う何もかも違う環境の2人が一緒に生活をしていくのですから、大変なのは目に見えています。
それでも一緒に歩んでいこうと決めたのですから、その気持ちを忘れないでください。
もう一度、2人が一緒になるときに誓ったことを思い出してくださいね。
また、この人を大切にしていこうという気持ちになれますよ。