便秘になったことがない人の方が少ないくらい、
悩んでいる人は多いですよね。
普段は便秘じゃなくても、ストレスや環境の変化などで
いとも簡単になってしまうんですよね。
中には、気づいたらずっと便秘だった
という慢性的な便秘で薬が手放せない方も多いのでは?
よく飲む薬だからこそ、
このまま飲み続けても大丈夫かな?
この薬は安全なのかな?
と不安になってきませんか?
主な便秘薬とその安全性についてご紹介いたしますね。
やさしい便秘薬!?赤ちゃんにも処方できるような薬はあるの?
便秘がちな赤ちゃんもいますよね。
お腹が張るのかグズって泣いていると、
早く便秘を解消してあげたいものです。
赤ちゃんが便秘をした時にも使える薬もあります。
マルツエキスという、サツマイモが原料の麦芽糖です。
麦芽糖は小腸で分解されずに大腸まで運ばれ、
そこで善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれます。
糖だから、虫歯や肥満が心配!
という方もいるかもしれませんが、
甘さもカロリーも
砂糖に比べてとても低い
ものなので心配ありません。
低月齢の赤ちゃんから使える安全な薬なので、
赤ちゃんが何日も排便がなく、苦しそうな時に助かりますね。
ドラッグストアのベビー用品コーナーに売っているので、
手軽に購入できます。
慢性的な人の便秘薬!?アメリカ発の便秘薬の効果は?
色々な薬を飲んでみても便秘が治らない方、
アミティーザという薬はご存知でしたか?
この薬はアメリカで発売されたもので
2012年に日本でも承認され販売開始になりました。
現在は市販されていないので、病院を受診する必要があります。
アミティーザは、腸内の水分量を増やして便を柔らかくします。
酸化マグネシウムと似ているのですが、
酸化マグネシウムは大腸の水分量を増やし、
アミティーザは小腸の水分量を増やします。
小腸の水分量を増やすことで、下痢の副作用がなくなるのです。
腸を刺激しないので、即効性はありませんが
長く飲み続けて便秘を解消することができる薬です。
色々な便秘薬のデメリットが解消されている上に、
安全に飲み続けられることはとても魅力的ですね。
ただし、市販されていないため手軽に購入できないことが
不便な点ですね。
主に国内で市販されている便秘薬とは?
腸内の水分量を増やして、便を柔らかくして排便を促します。
天然由来の成分から作られているため安全な薬で、
依存性もないため長く飲んでいても体に害がありません。
どれもセンナという植物の葉や実からできています。
直接大腸を刺激して、腸の蠕動運動を活発にする薬です。
そのため習慣的に飲んでいると、効かなくなってくる恐れがあります。
また、強力に腸を動かすので、腹痛、悪心、嘔吐の副作用があります。
大腸を刺激して排便を促す効果と、腸内の水分を留める作用があります。
妊婦さんにも処方されることが多い、安全な薬と言われています。
アローゼンと同じように、腸を刺激するため
腹痛を感じたり、習慣的に飲んでいると段々効かなくなってきてしまいます。
まとめ
慢性的な便秘に悩んでいる人は、
習慣的に便秘薬を飲んでいることも多いですよね。
体質や便秘の種類も人それぞれなので
自分にあった便秘薬を見つけることも大切です。
長く飲み続けることができる安全な薬もあれば、
飲み続けることでだんだん効き目がなくなる薬もあるので、
便秘が解消されない場合は薬の種類を変えてみてもいいでしょう。
中々便秘が解消されない時は、病院を受診するのも一つの手です。
市販されていない種類の薬を飲むことができたり、
実際に医師に診察、検査をしてもらうことで
便秘解消につながることもあるでしょう。