親からしてみたら、せっかく習い事をさせたのに
辞めたいなんてどうして?などと思いますよね。
どうするのがベストな選択なのでしょうか?
実はストレス?習い事を子供が辞めたいと言ったらどうする?
結論:
辞めさせてはダメだという人がいますがそれは間違いです。
ただ、「辞め癖が付く」からといって
無理にでも続けさせるという考えはしないほうがよいです。
たとえ自分からやりたいと言って始めた習い事だとしても、途中から何らかの理由で行きたくなくなる事もあります。
やりたくないことを無理やりやされると子供の成長に悪影響がおよび、
嫌な事では頑張れず習い事中に叱られる事も多くなります。
叱られることで自信もなくしてしまい
せっかく習い事をしていても何の成果も得られません。
こういった気持ちにさせてしまう事は、
子供にとって性格を形成していく上でも良くないとされています。
例外:何年も頑張って続けてきたもののとき
ただ例外として、何年間もずっと続けていた習い事であり、
本人も努力をしてきた成果が出ているのに。
そんな中辞めたいということであれば、子供自身が何らかの壁にぶち当たっており苦しんでもがいている状態が考えられます。
そういった事であるのならば、この壁を乗り越えられるようにサポートしてあげる方が良い場合もあります。
子供は楽しいと感じている時間が長ければ長いほど
脳が発達して性格も良くなるとされています。
ということは、嫌な習い事をしていれば
反対に良くないことがわかりますよね。
親からしたら
「お金も払って行かせてあげてるんだから続けなさい」
と思いがちですが、子供にとっては
成長を妨げている意見にしかなりません。
やりたいことは習い事でも何でも、基本的には本人がやりたいことを優先にやらせてあげるほうがやる気も出ますし、子供も成長していきます。
たとえ自分からやりたいと言ったことでも、辞めたくなったら辞めさせてあげないと、子供にとってはただの苦痛にしかなりません。
それには理由があって、子供が感じる時間の長さと大人が感じる時間の長さに違いがあり、子供は大人の5倍にも時間の長さを感じているのです。
苦痛の時間が長ければ、子供の成長に大変大きく影響をおよぼす可能性があるのは当然です。
習い事継続は子供にまかせる?
昔との違いは、今はたくさんの習い事があります。
正直この中から自分に合ったものを選ぶのは大人だって無理な事。
やってみてはじめて続けられるかどうかわかることもあります。
親の立場から考えると、
子供の色々な引き出しを開けてあげる手助けをしてあげましょう。
簡単に見つからないと思っていたほうが懸命です。
たとえ辞めてしまった習い事も、
決して無駄なことではありません。
子供の引き出しを1つ開けてあげたととらえてください。
日々の生活で子供が何に興味があるのか良く観察してあげることも重要です。
「私(ぼく)はこれがすき!」
というものと出会えれば、子供の脳はどんどん成長していきます。
本当に夢中になれるものを見つけるには
多少のお金も掛かってしまうかもしれません。
できる範囲で子供の芽をつぶさないよう、
応援していけるといいですね。
❤ 最後に ❤
子供の習い事は、最初は友達の影響が大きいですよね。
つられて始めてみたもののすぐに辞めてしまったり、よくあることです。
現に自分も幼少の頃はそうでした。
近所の女の子がエレクトーンをやっていたので始めましたが、すぐに辞めてしまいました。
一緒に始めた姉の方は大人になるまで続けていたので、教員の資格があるくらいです。
そう考えると続けていれば良かった!なんて思うこともあります。
自分も途中で辞めている分際ですから、もしも子供が習い事を辞めたいといっても無理強いはできかったなと思います。
(我が家の子供達は一切習い事をしていませんでした!!)