授乳中に気持ち悪くなることがある人というのは
実はとても多いのです。
不快性射乳反射もっと理解が深まってほしい。
自分は「おっぱいあげてるときは幸せな気持ちが~」とか聞いてて
自分はおかしいんだ、母親失格なんじゃないかと思って入院中も言えなかったし、帰ってからも悩んだ。
Twitterで知って、本当に安心した。
また誰かが知って安心してほしい。— まこと@オタクとパンピーと赤子 (@ota_pan) 2018年1月18日
そこでこの記事では、授乳していると気持ち悪くなる原因と
その対処方法についてまとめてみましたので、
参考にしてみてくださいね!
授乳中に気持ち悪くなる原因は?
それでは早速どんな原因があるか見ていきましょう。
原因はこんなにあったのですね!
それぞれどのように体に影響があるのか、
さらに見ていきましょう。
1:貧血によるもの
母乳は血液から作られていることは、
母親学級や産後の母乳指導を受けてご存知だと思います。
授乳をするたびに新しく母乳が作られるのですが、
母乳にはたくさんのミネラルが含まれていて、
その中には鉄分もたくさん含まれています。
そのためママの体から鉄分がどんどん失われていきます。
妊娠中に貧血を指摘されたり、
出産時に出血が多く貧血になってしまった方もいると思います。
そのような場合は特に気持ち悪さを感じやすくなってしまうのです。
2:脱水によるもの
血液の大半は水分でできています。
母乳が作られる時に、その水分もたくさん使われるので
ママの体からはどんどん水分が出て行ってしまいます。
貧血の仕組みと同じですね。
授乳中は普段の生活よりも水分が必要となってくるのですが、
赤ちゃんのお世話に忙しくて、
つい水分を摂り忘れてしまうこともありますよね。
3:ホルモンによるもの
授乳をすると、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは、別名幸せホルモンとも呼ばれ、
ストレスを和らげて幸せな気分にしてくれるのです。
しかし、そのオキシトシンが過剰に分泌されることで
ホルモンバランスが崩れて、気持ち悪さを感じることがあります。
わが子がかわいくないからではありません。
産後は授乳がなくてもホルモンバランスが不安定ですよね。
そこにオキシトシンの分泌によってバランスが崩れても
特に体がおかしいわけではないので安心してくださいね。
授乳中に気持ち悪くなる人の症状改善方法とは
次に、授乳中に気持ち悪くなる時の改善方法をご紹介します。
産後、授乳時の貧血のほとんどが鉄欠乏性貧血です。
そのため、鉄分の多い食事を心がけることが大切です。
妊娠中も鉄分の多い食事を摂るよう指導があったと思いますが、
産後も同様に鉄分が重要になります。
しかし、赤ちゃんのお世話をしながら栄養を考えた食事を用意するのは
とても難しいことですよね。
そのような時は、鉄のサプリメントを飲んでみましょう。
もしくは、病院を受診して鉄の薬を処方してもらうことをオススメします。
病院では採血をしてくれるので、貧血の状態についても
正しく把握して治療してもらえます。
こちらに対しては、水分をこまめに飲むようにしましょう。
授乳中は一日に2リットルの水を飲むことが勧められています。
飲むものは水以外にも、お茶でも大丈夫ですよ。
ただし、授乳中であるためノンカフェインのお茶がオススメです。
ルイボスティー、ハーブティーなど母乳にも良いお茶が良いですね。
飲むものは冷たいものよりも、温かいものを飲むようにします。
温かい飲み物を飲むことで、体が温まり血行も良くなりますよ。
ホルモンバランスについては、有効な改善方法がありません。
そのため、気持ち悪くて体が辛い時には授乳をお休みしてみましょう。
母乳ではなく粉ミルクでも、赤ちゃんの成長発達には問題がないので、
ママの体調に合わせて粉ミルクを使うことをオススメします。
まとめ
生まれたばかりの赤ちゃんには、一日に何度も授乳する必要があり
ママも中々休むヒマがないですよね。
そんな授乳中、貧血のようにフラフラと気持ち悪くなったり
吐き気を感じてしまうことってありませんか?
疲れているのかな?栄養不足なのかな?
などちょっと心配に感じてしまう方もいるのではないでしょうか?
というか母性がないのかな?とか思ってしまいます。
私自身、息子が生まれて完全母乳でやっていますが、
全然、母性がしっかりと芽生えることもなく、
また、授乳中に嫌悪感をおぼえてどうしてこんななの・・・?
と、悩んだことがあります。
子どもが3歳で卒乳するまで悩み続けました。
授乳中に気持ちが悪くなることは、
大きな病気があるわけではなく、多くの方が感じるものなので、
気負わないでくださいね。