子供ってとにかく元気で、
よく転びよくいろいろなところに
ぶつかりますよね。
膝は擦り傷だらけ、スネは青あざだらけ！
親の方がびっくりするような状態に
なっていることはありませんか？
子供なんてじっとしていないし、
青あざだって多いもの！
と思ってはいるものの
見るたびに青あざが増えて、
足以外にも青あざが多い場合は
心配になってしまいますよね。
転んだりぶつけたにしては増えすぎていると、
もしかして病気なのでは？
と考えてしまうのではないでしょうか。
そこで今日は、
青あざが多い原因や種類、
またどんな病気があるのか
まとめてみましたので、
ぜひ参考にしてみてください。
そもそも青あざはなぜできる？青あざ対策には何がある？
病気ではない青あざには
どのような種類があるかご存知ですか？
どこかにぶつけてできる青あざは、
内出血によるもので
病気でない人でもよくみられるあざですよね。
特に子供はよく転んだりぶつけるので、
気づいたら青あざがあった
なんてことはしょっちゅうです。
うちの子は記念に
写真撮影をする前になると、顔から転び
顔に青あざを作っていたので、
あざまで記録されていますよ。
この内出血による青あざには対処法があります。
まずはぶつけてしまってから
なるべく早く冷やします。
保冷剤やアイスノンのようなものを
使うと便利ですね。
冷やすことで、
内出血が広がるのを防ぐことができます。
冷やした次の日以降、
ぶつけた部分を温めます。
ホットタオルなどを当てて温めるのが手軽です。
内出血した血液は、再吸収されていくのですが、
温めることで血行が良くなり、
再吸収するのを助けてくれるのです。
次に先天性の青あざをご紹介します。
赤ちゃんのお尻の辺りによくみられる
蒙古斑も青あざの一つです。
原因ははっきりとしていませんが、
赤ちゃんがお腹の中にいる時に
メラノサイトという皮膚組織が関係している
というのが有力説となっています。
蒙古斑は病気ではなく、
人種によって普通に発生するものなので
日本人であればほぼ100％見られる現象です。
10歳くらいまでには消失するのですが、
腰やお尻以外にできる、
異所性蒙古斑と呼ばれるものは、
消失しないことがほとんどのようです。
異所性蒙古斑も
特に体に害があるものではありません。
蒙古斑は先天性のものなので、
対処法は特にありませんが
異所性蒙古斑で見た目が気になる場合は、
レーザー治療を受けることで
あざを消すことができます。
あざとその他の症状でみる病気には以下のものがある
それでは病気による
青あざの場合を見ていきましょう。
病気の場合は
青あざが多いことが特徴の一つです。
１：白血病
白血病は血液のガンと呼ばれるもので、
正常な血液細胞が減少してしまう病気です。
そのため、出血しやすい上に
一度出血するとなかなか血が止まりにくく
全身に内出血による青あざが多くできます。
内出血の他に、鼻出血や歯肉出血
があることが特徴です。
また、出血の他に、
貧血、だるさ、めまい、発熱などの
症状がみられます。
２：血友病
血友病は遺伝子変異による病気で、
多くは幼児期までに発症します。
白血病と違い、出血しやすいわけではなく
一度出血してしまうと、
血を止める機能が弱い病気です。
ぶつけるなどのケガによる出血の他には、
手足の関節や筋肉、
頭蓋内の出血をすることがあり
これらの出血は治療が不十分だと
後遺症を残すことがあり注意が必要です。
思春期頃には体が成長し、出血しにくくなり
健常者とほぼ同様の生活をすることができます。
３：血小板減少性紫斑病
血小板減少性紫斑病は、
血小板に対して自己抗体ができ
血小板の数が減少してしまうために
出血を起こしやすい病気です。
原因はハッキリとわかっていません。
小児に見られる場合の多くは、
６ヶ月以内に自然に治ってしまいます。
出血しやすく、血が止まりにくくなるため
全身に点状の出血や
尿や便に血が混じるという症状が見られます。
まとめ
元気な子供は
とにかく青あざがとても多いですよね。
とは言え、どんどん青あざが増えていき、
それが全身に見られたり
鼻出血や歯肉からの出血など、
あざ以外の症状がある場合
もしかしたら病気による
青あざであることがあります。
青あざが増えていき、心配になる時には
病院を受診して
一度医師に診てもらうことをオススメします。