テストや受験前は勉強が忙しくて
食事を摂る時間も惜しい子どもですが、
親としては受験に集中してもらう為にも
食事の面でサポートをしてあげたいと思っているのではないでしょうか。
そんな時期におすすめの食事ってあるのでしょうか。
今回紹介する内容を参考に、子どもを応援しましょう。
夜食はNG!?眠くならない食べ物とは?夜は時間帯が大切?
試験勉強を行う学生にとっての最大の敵といえる睡魔と空腹。
眠くなったり空腹だと、勉強どころではなくなります。
できることなら睡魔も空腹も無く、
勉強だけに集中したいのが本音です。
眠くなりにくい食事というのは、
夕食や夜食で消化が良いモノを食べることです。
人は食事をすると体内で食べ物を消化し始めます。
すると胃に血液が集まるため
食後の1時間程は脳への血液の量が減って集中できない状態になり、
勉強の効率が下がってしまうのです。
しかし、消化の良い食べ物を食べると、
胃の負担が減り、消化にエネルギーをあまり使わないので
脳の血液の量が減るのを抑える効果があります。
そこでオススメしたい食べ物ですが、
おかゆやうどんまたはおにぎりが良いとされています。
特に、リンゴやバナナなどの果物は
消化の負荷が少ないのでとてもおすすめです。
食べ物を食べると必ず消化活動は体内で行われるので、
眠くならない食べ物というよりは、
眠くなりにくい食事だと思ってください。
夜食を食べることによって
糖質がエネルギー源のブドウ糖に変わり、
一時的に頭の回転は上がると言われています。
ところが、あくまでも一時的であって
夜食を食べてまで勉強しても
カラダはエネルギーを余計に消費するので疲れてしまうばかりです。
夜食は基本的には必要では無いのですが、
どうしても食べないといけない場合は
寝る3時間前までに食べるようにしましょう。
なぜ3時間前なのかというと、
消化には3時間程かかると言われており、
寝る前までに消化が終わっているからです。
食べて直ぐ寝ると、体内では消化活動が行われているままなので
就寝している間もエネルギーが消費されています。
翌朝起きたときに疲れた感じが残り、
睡眠が十分に行われない恐れがあります。
また、若い頃、夜になると無性に食べたくなるのが、
カップ麺やお菓子です。
勉強で疲れたときに食べると、何倍も美味しく感じてしまいます。
親として、これらはできる限り食べさせないことです。
なぜなら、糖質や添加物で集中力を下げるだけではなく
太ってしまう原因になるからです。
体内の水分が不足すると脳の機能も落ちてしまうので、
空腹感を紛らわす程度なら、
水を飲むだけでも良いでしょう。
試験の中休み、昼食…、眠くならない量やメニューは?
昼食後に、眠くならない食事の仕方があるのはご存じでしょうか?
食事をした後に眠くなって、
午後の試験に集中できないという経験をしたことがありますよね。
食事の仕方を工夫すると、
午後からの試験の最中に眠くなるのを軽減出来ます。
大事なのは食べる量です。
お腹いっぱい食べてしまうと、
消化に時間がかかり胃に負担もかかります。
カラダの血液が胃に集まりやすくなるので、
脳への血液の量が減り脳の機能が低下してしまうのです。
腹八分目くらいの量を良く噛んで食べれば、
多少の眠気を抑える効果が期待できます。
では、どのようなモノを食べれば良いのでしょうか。
消化の良い食事をするのが、
眠くなりにくい食事の前提にありますので、
お昼は野菜中心が良いですよ。
ご飯などの炭水化物、魚や肉などのタンパク質は
消化に時間がかかってしまうので、
少量に抑えてゆっくり時間をかけてたべるようにしましょう。
お昼に食べた量が足りず、小腹が空いたなと思ったら
リンゴやバナナなどの果物がおすすめです。
まとめ
試験中などの大事な時期に眠くなりにくい食事をとると、
勉強の効率が上がる効果が期待されます。
消化の良い食べ物を食べさせることで、
胃への負担も軽減され、脳の血液も減少しにくいのです。
母親として食事の面でサポートして、
試験当日は子供に悔いの無い日にしてもらいたいですね。