赤ちゃんの離乳食が始まると、使う食材や食べる量、
アレルギーについてなど色々なことに不安になるかと思います。
離乳食初期はどのくらいの野菜や果物、
たんぱく質を足していけばよいのか、与える量によって
赤ちゃんの体にどんな影響があるのかについて、
ご紹介していきたいと思います。
離乳食初期でのたんぱく質の目安量は?
離乳食はまず10分粥から始めます。
次にすりつぶした野菜から
試してみて、慣れてきたらたんぱく質も足していきます。
この時にうんちの状態を見て、まだ野菜がうまく
消化できていないようならまだたんぱく質を与えるには
早いので1週間ほど様子を見ましょう。
野菜がうまく消化できているようなら、
たんぱく質もスタートです。
最初与える全体のバランスとしては、
お粥小さじ5・野菜小さじ2・たんぱく質小さじ1
野菜は1~2種類、たんぱく質は1種類が基本です。
たんぱく質小さじ1を1週間ほど与えてみて
慣れてきたら、小さじ2次の週には小さじ3と
増やしていきます。
生後12~18か月頃には
お粥30g・野菜15g・たんぱく質5g
を目安に調整していきます。
最初は豆腐から始めることをおススメします。
豆腐は加熱してから与えるとより安心です。
次に白身魚やしらすなどを塩抜きしてつぶしたものを
与えてみましょう。
離乳食のたんぱく質をとりすぎるとアトピーやアレルギーの原因となることも。
赤ちゃんの消化機能はまだ未熟です。
たんぱく質は消化に時間がかかりますので、
一度にたくさんの量を与えてしまうと分解しきれず
アレルギー反応を起こすことがあります。
遺伝的なアレルギーは避けられませんが、
たんぱく質を与える時期によって消化機能による
アレルギーを避けられる可能性はあります。
離乳食を始めたら、赤ちゃんのうんちの状態や機嫌を
みながら少しずつ野菜→たんぱく質と進めていきましょう。
新しい食品を足すときは午前中にしましょう。
病院などですぐ専門医に見てもらえるようにするためです。
初めてたんぱく質を試すときは、他の野菜類は
慣れている食材と合わせてください。
もし、アレルギー反応が起きた場合でも原因を特定しやすく
する為です。
赤ちゃんがよく食べるからと言ってたくさん与えるのは
アレルギーを起こす可能性があるので、
与える量を守りゆっくり食べさせてくださいね!
まとめ
アレルギーと聞くと不安になって避けてしまうお母さんも
いるかもしれませんが、たんぱく質も大切な栄養源です。
タイミングや量を守ってぜひ挑戦してみてください!