思春期になると急に「男子臭」が気になりますよね。
「加齢臭」とはまた違う、何とも言えない臭い…。
どこの家でもお母さんの悩みの種ですが、
今日でその悩みを解消しましょう。
私も高校生の息子を持つ母親なので、
実践している事をお話していきます。
息子の部屋の臭いを消す方法5選
部屋の臭いの原因は、
一番に布製品やカーテン、壁や床に
ダイレクトに臭いが染み付いている事です。
染み付いた臭いは、
芳香剤を置いたり、吹き付けても効力は弱いので、
違う対策を考えましょう。
① 部屋の換気
まずは、毎日窓を開けて新鮮な空気と入れ替えましょう。
家を空ける以外は常に換気していると良いです。
② 布製品は洗う
布団カバー、枕カバー、カーテンなどこまめな洗濯をしましょう。
布団は天気の良い日には必ず干します。
市販の臭い取りを拭きつけ、天日干しすると効果があります。
ベッドでも、掛け布団や枕は干せますので実践しましょう。
③ 制服は別の部屋に掛ける
制服はハンガーに掛けておくと思いますが、
同じ部屋臭いて置くと、更に臭いが染み付き取れません。
帰宅後は直ぐ脱がせ、臭い取りのスプレーを掛けたら、
洗濯物と同じ場所に干します。
洗濯物の柔軟剤の香りが、多少なりと臭いを軽減してくれます。
湿っぽくならないよう、少し離して干してください。
④ 壁、床、カーペットの拭き掃除
洗えればよいのですが、さすがに洗えないものもありますので、
ここは拭き掃除をしましょう。
重曹・中性洗剤・酸素系漂白剤などを水に薄めて拭き取ります。
シミにならないのを確認したら全体的に拭き掃除です。
静電気防止で柔軟剤を水で薄めたもので拭いたりもしますが、
香りが残るので柔軟剤もお勧めです。
カーペットも同様に拭き掃除が効果的ですが、
重曹を撒いて掃除機で吸い取る方法もあります。
⑤ 食生活の改善
野菜が足りてない子は体臭にも変化があります。
また、脂やたんぱく質の取り過ぎにも注意が必要です。
(一日手のひら位の大きさの量が好ましいとされています。)
✱ 脂質の多い食べ物をとり過ぎない。
(お菓子類、揚げ物、肉やバター、生クリームなどは注意!)
✱ 抗酸化力の高い食べ物を摂取しましょう。
(緑黄色野菜・果物・海藻類・きのこ類・ナッツ類が良いです。)
✱ ビタミンB2を多く含む食品を取りましょう。
(納豆・卵・レバー類・かれい・ししゃも・さんまなど)
✱ ビタミンB6を含む食品を意識して食べましょう。
(たんぱく質の代謝を促す作用があります。
バナナ・玄米・あじ・いわし・さんま・鶏むね肉・鶏ささみなど)
食生活はお母さんの役目ですので、
積極的にバランスの良い食事を取らせてあげましょう。
この部屋の臭い…原因は何?
まず、「男子臭」と「加齢臭」の違いを教えましょう。
思春期の若者の臭いは、「汗」。
汗による体臭です。
しかし中年男性の臭いは汗と一緒に、
過酸化脂質が混じって加齢臭を生じています。
今や、30代でも加齢臭を感じている人もいますが、
主な要因として、
お酒・タバコ・ストレス・生活習慣の乱れなどが挙げられます。
思春期の息子の体臭が汗だとわかれば、
対策と予防をすぐに実践しましょう。
まず、臭いとなる素を排除しなければいけません。
着ていた洋服などそのままではありませんか?
汗の臭いは時間が経つと、
脂や垢が混ざって、細菌が増殖する事で臭いを発生します。
その洋服をそのまま部屋に放置していれば、
臭いの原因となってしまいます。
こまめな洗濯を心がけ、洋服の放置は避けましょう。
そして部屋の臭いの原因として、染み付きも考えられます。
洋服は毎日洗濯できても、
カーテン、カーペット、布団などは出来ませんよね。
こういったものが臭いの温床になってしまいます。
臭いは素から経つと効果的です。
おわりに
男子の臭いも臭いですが女子も負けじと臭いですね。
本人たちは気にならないのだろうかと不思議に思います。
確かに学校へ行けばみんな同じ臭いですが、
おしゃれに目覚めた学生たちは、
あれかけたり、これかけたりと違う意味で臭いです。
私に言わせると、
「素から臭いを取りなさい」と言いたくなりますが、
食生活は母親自身が改善してあげなければいけないのだと
痛感させられました。