子供の食べ物の好き嫌いが多く
困っているお母さん、
多いですよね。
筆者も、好き嫌いの多い子供を持つ母です。
あまりに食べてくれないと、
健康面で心配になったり、
時間をかけて一生懸命作ったのに…
とイライラしてしまったり。
子供の栄養の偏りが気になるお母さんへ、
原因と対策をまとめてみました。
まずは食べてもらう為に、
嫌いな原因を探ってみましょう。
考えられる原因と対策を
あげていきますね。
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色や形などの見た目
緑色はおいしくない
という先入観であったり、
なんとなく気持ち悪い・・・など。
見た目が嫌ならば、
よく使われる方法ですが
細かく刻んで見えなくしてしまいましょう。
オススメはカレーやミートソースなど、
濃い色の料理に
ミキサーでかけたものを
入れると良いですよ。
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味や触感
これが一番の原因ですね。
苦みや酸味、
にゅるっ、
ドロドロ、
ネバネバ、
シャキシャキが嫌。
苦みや酸味は、甘みを足すか、
濃い目の味付けにしてごまかしてみましょう。
触感が苦手な場合は、
ハンバーグや餃子などに混ぜ込んで
お肉の触感で紛らわすと
食べられたりします。
うちの子はそうでした。
ちなみに、
フライや素揚げなどもオススメの調理法です。
子どもはサクサクした食感が大好きです。
揚げる事で苦みや臭みも飛び
食べやすくなりますよ。
我が家でもサクサクの揚げ物は大人気です。
また、野菜の場合は
切り方によって食感が変わったりします。
繊維に沿って切れば、
歯ごたえの残り、
繊維を断ち切るように切れば
食感は抑えられます。
子供は大人に比べ噛む力も弱いので、
噛み切れないお肉や、
ボソボソしやすいイモ類などは
小さく切ってあげるだけで
食べやすくなるのか、少しは食べました。
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食べ慣れない物への不安、恐怖
食べた経験が無いので、
味の想像が出来ず
不安になる事もあるようです。
そういった場合は、
食卓に並べる機会を増やしましょう。
親がおいしく食べている様子を見せて、
その食材に慣れれば
とりあえず食わず嫌いは避けられます。
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以前食べた時のトラウマ
例えば、
以前に食べた時に
体調が悪く吐いてしまった。
おなかが痛くなってしまった。
そんな場合には、
無理に食べさせる事は
逆効果になってしまいます。
前項の不安や恐怖と同じく、
安心して食べられるようにしてみましょう。
我が家も、
上記の事は全て試しています。
しかし、我が家で一番効果的だった方法は
味見作戦です。
子供たちがお腹を空かせて、
ご飯まだかな~?
って時間に、
ちょっと味見してみてくれる~?
とキッチンに呼んで味見させてみるのです。
なぜか我が家では、
この方法が凄く効果ありなのです。
作っているところを見せたり、
お手伝いをしてもらう事もいいと思います。
この方法が持つ、一番のメリットは
本人が苦手な物を食べたという
実感があると言う所です。
食べられたという経験が、
自信になり、
誇らしげに食べるようになるので、
次に出てきた時も食べてみる事へ繋がるのです。
子どもって変なところにプライドがあるので、
苦手なものを隠して食べさせたは良いけれど、
それに気付かれると
余計にその食材が
嫌いになることもありますので、
実感はとても大切ですよ。
好き嫌いの多い人は子どもの頃からそう?
環境が問題?
大人の好き嫌いが多い人についてですが、
大人で好き嫌いの多い人は
だいたい子供の頃から
嫌いな物を先入観から今も食べたくない。
という事も多いようです。
また、実家の食生活の中で
あまり出てこなかったものや、
親が不味いと教えた物は
苦手になる傾向もあるようです。
しかし、兄弟でも好き嫌いが
大きく違ったりする事も多々あるので、
環境の問題はあまり影響してこない
部分もあるかと思います。
大人の場合、
自ら嫌いな物を食べるという事は
ほぼなくなってしまいます。
そんな方への対処方法としては、
食べる機会を持つ事です。
大人になれば、
食事の席であれもこれも嫌いだと言いにくい場面に
遭遇する事も出て来ますよね。
そういった時はチャンスと思い、
是非試しに食べてもらいましょう。
案外、年齢とともに味覚が発達し、
おいしく食べられる
という事もあるようですよ。
好き嫌いが多い旦那がいる場合、
子供には強く言いづらい…どうする?
旦那さんが、好き嫌いが多い場合、
子供の好き嫌いを注意したくても
「だってパパも食べてないよ」
と言われてしまうと、
注意しても説得力に欠けてしまいますよね。
そういう場合は、
旦那さんにも一緒に挑戦してもらうのも手です。
ゲーム感覚で、
一緒に食べてご褒美をあげても
良いですよ。
大きい長男じゃないですけど・・。
また、嫌いな人には、
嫌いで困った経験などもあるかもしれません。
好き嫌いはよくないという事を、
あえて旦那さんから
言ってもらう事も効果的だと思いますよ。
まとめ
好き嫌いが多いと、
せっかくの家族だんらんも
つまらない時間になってしまう事もありますよね。
毎日しっかりと食べてほしい気持ちもありますが、
年齢と共に食べれるようになる品目が
増える事が多いので、
長い目で見てあげる事も必要かもしれませんね。
適度に食べる練習をしながら、
楽しく食卓を囲みたいものです。