夏休みが終わると、学校や幼稚園で恒例の避難訓練がありますね。
普段、災害のこともすっかり忘れてしまう方も、年に1回ぐらいは気にかけて下さい。( 年1回ではとても少ないのですが・・・。)
今回は、乳児がいるお母さんに非常持ち出し袋のお話をしたいと思います。
非常持ち出し袋の中身に最低限必要なものリスト!
0歳児と1,2歳の子では何が違うのでしょうか?
赤ちゃんのための備蓄は7日分を目安にして下さい。
最も必要な10点をご紹介しますので、どのくらいになるか用意してみましょう。
① 赤ちゃん用のお水
ミルクなどに使えるよう、加熱殺菌されたものを用意しましょう。私たちが飲料水で使用するものではなく、やはり赤ちゃん用のお水を購入ですね。
2Lあると安心です。
②ミルク
持ち運びには小分けのほうが良いかなと思われがちですが、7日分と考えると大缶あるいは小缶にしましょう。けっこうミルクの消費は早いものですよ。
③ベビーフード
ミルクだけの子は良いですが、離乳食が始まっている子、もしくは始まりそうな子は必ず用意しましょう。
そのまま食べられるタイプのベビーフードが沢山ありますので、普段食べなれたメニューを用意してあげましょう。
用意する際はちょっと先の月齢にしておくと安心です。
④紙おむつ
すべてに対応できるLサイズを用意します。
オムツを交換できない状況でもLサイズであれば吸収力があるので2回使用も可能。
食品保存袋などジップが付いている袋に入れておくとかさばりませんね。
⑤哺乳瓶
重さを考えるとプラスチックボトルが良いでしょう。
サイズはLが良いです。(大は小を兼ねるです。)
⑥おしりふき
赤ちゃんのおしりだけでなく、体を拭くこともできます。
うちでは普段からウエットティッシュ代わりに大人が使っています。肌に安心ですので顔にも使えますので愛用してます。
⑦バスタオル
布団代わりやおくるみの代用、幅広く使えます。
100円ショップなどに衣類の圧縮袋がありますのでこちらに入れて持ち運ぶと良いです。大きいタオルもかさばらなくなります。
⑧使い捨てカイロ
寒さ対策の他に、お湯が用意できない時に使用します。水の入った哺乳瓶をカイロで包んだら、洋服の中にしまうかタオルに包んであげれば40℃ぐらいまでは温め可能です。
冬と夏では温まる温度に違いがありますので試してみるのも良いかもしれませんね。
⑨肌着
サイズの変更に注意してこまめにチェックしてください。
⑩レジ袋
汚物入れは勿論のこと、切って使うとオムツカバーやエプロンの代用に使えます。
小さくたためばどこにでも入るので普段から集めておきましょう。
✱ ここで少し大きくなた1,2歳の乳児はどうでしょうか。ミルク関係のものは除外できますね。
カイロは防寒用にあったほうが良いと思います。
この年齢で重要になってくるのが子供たちの娯楽です。
歩いたりお話したりとじっとはしてくれませんよね。このくらいですと遊び道具が必要となります。だからといって大きなおもちゃは荷物になるし。
折り紙やお絵かき帳、絵本などワンセット用意しておくと良いですね。ひとつ巾着袋を用意してあげて、子供と一緒に何を用意していくか決めると良いです。
後であれがないこれがないということは避けられます。
非常用持ち出し袋の中身、保育園はどうしてる?
保育園の先生に伺ったところ、とりあえずの物しか用意してないそうです。
何十人もの水や食料を持っていけるはずも無いですし、まず全員を無事に非難させることが最優先だそうです。
その中で必要なのが名簿。
「名簿は必須」であること。
非難したらまず点呼を取ります。漏れが無いように確実に行います。
その後、水や食料、応急処置用品、おむつ、毛布などを取りに行きます。
「保護者が来るまでのつなぎ」ですので食料はあまり必要ないということです。おやつ1回分と水分。乳児ならではの着替えやおむつ、ミルクなどが用意されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大人と乳児の違いはあからさまでしたね。
子供のためにもやはり用意してあげなければいけません。
最後に、母子手帳、健康保険証、常備薬は常日頃から持ち歩くようにしましょう。