離乳食を開始した時、
子どもの食事の時間はママ達にとって、
「戦い」ですよね。
1歳を過ぎて離乳食も完了したら、
大人の献立を利用して
メニューも作れるようになります。
別々に作る手間が省けて
ママも嬉しくなりますよね。
でも、色んな食材で
食べてもらおうと思ったら、
今度は
「子どもがご飯を食べない」
「集中して食べてくれない」
等、次の悩みが・・・。
「せっかく作ったのに…何で食べてくれないの?」
とイライラしていませんか?
もう上は大学生、下は中学生。
三人育ててきましたが、
私の子ども達もそうでした。
しかも私は料理が苦手。
食事作りが苦痛、そして食べない。(笑)
毎日、イライラしました(笑)
ママなら誰でも
一度はぶつかることだと思います。
では、なぜ、
子どもは食事を食べなくなったのでしょうか?
これからその理由を
いくつか考えていきましょう!
まずは子どもの体調を確認!それでも食べないのは気分の問題?
「昨日はたくさん食べたのに、今日は全く食べない」
など、普段の食事の様子と違う時は、まず子どもの体調を見ましょう。
子どもの体調はよく変わります。
急な発熱、嘔吐や下痢などもよくあります。
子どもは自分から上手く伝えられないので、
ちょっといつもと違うなと思ったら、
よく様子を確認してみましょう。
私が教育現場で働いていたとき、
給食をいつも完食していた子がいました。
ある日、給食を残したので、
嫌いなものでもあったのかな?と思っていたら、どうも様子が違う…?
実は熱がありました!
朝はとっても元気で熱もなかったのに。
子どもは急に変化するので
現場ではドキドキの毎日でした。
家庭でも普段の様子と違うときは確認することがとても大切です。
もし、食事以外にも気になる様子があれば、
かかりつけの病院に行きましょう!
それでも
「体調はいつもと同じだけれど、食べない」
ということもあります。
それ、気分の問題かもしれません。
ちょうど、1歳~2歳の時期は、
イヤイヤ期に突入する頃です。
私の子の場合は
上の子は2歳あたり、
下の子はもっと早く1歳前くらいから
イヤイヤ期でした(笑)
とにかく何しようが全部嫌がる…
食事は悲惨でした…。
スプーンを投げる、
お皿をひっくり返す。
ここまでされると
戦う気もなくなっていました(笑)
食べてもらうために実践してみて、
わが子に効果的だった3つを紹介します。
1.食べる量を少なめに
量を減らし、
完食をさせて誉める作戦です。
子どもに食事を残されても
自分がイライラしないように
する為でもあります。
2.可愛いスタイや食器にする
可愛いもので食事を楽しむ作戦です。
我が子は女の子だったので、
「ウサギさんのお顔が見えてきたね~」
などと食べるのを促す!
我が子もそれにつられて
必死にご飯を食べてくれました。
3.食事中、テレビはつけない!
食事に集中させる作戦です。
食事中にテレビがついていると、
テレビに集中してしまって
食事どころじゃなくなってしまう。
なので、我が家ではTV禁止!
私自身も子どもの時から
「食事中はテレビを消す!」
と言われていました(笑)
でも、そのおかげで
子どもと会話しながら、
さらに様子を見ながら
食事が出来るので良かったです。
全然食べないけど栄養は大丈夫??そんな時はおやつを工夫して!
どう頑張っても、食べてくれない時もあります。
そして、ご飯を食べてくれないと、
心配なのが「栄養面」です。
そこで、ご飯を食べなかったときは、
おやつから栄養を取るようにしましょう。
大人のおやつは甘いものを取りますが、
子どもの場合は、
食事の「補食」と考えましょう。
おやつに適しているのは、
おにぎり、フルーツ、イモ類、
蒸しパン等の簡単な手作りおやつ
栄養があって
お腹にたまるものがベストです!
ただ、あくまでも
次の食事までのつなぎなので、
食べすぎには注意です。
また、アレルギーにも気をつけて!
アレルギーについては
離乳食で確認済かと思いますが、
代表的なものに
アレルギーが出なくても、
意外な食べ物で
アレルギーが出ることもあります。
キウイでも出ることがありますからね。
初めて口にするものは、少しずつ。
その日はしっかり様子を見ましょう。
もし体調に変化があった場合は
すぐに病院に行きましょう。
私の下の子は
食物アレルギー(卵・乳製品)があったので、
上記に挙げた
おにぎり、フルーツ、イモ類、
蒸しパン等の簡単な手作りおやつ
などをよく出しました。
その中の材料でよく作っていたのは
アレルギー対応の
粉ミルクを混ぜた蒸しパンです。
粉ミルクには
栄養分がしっかり入っていて、
しかも使いやすい!
また、フルーツならば
季節ごとに旬のフルーツがあるので
食育にもぴったりですよ!
まとめ
どうでしたか?
子どもの食事に頭を悩ませるママ達は
沢山います。
悩んでいるのはみんな同じです。
つらすぎたら、ママたちで話しても気が楽になりますよ。
性格が一人ひとり違うように、
食べない理由も一人ひとり違います。
「食べてくれない、どうしよう」と
落ち込んだりするのではなくて
「一食くらい食べなくてもいいや」
という気持ちで
見守りながら進めていけば
いいのではないかなと思います。
子どもが元気で育っていれば大丈夫ですよ!