育児に積極的にかかわる夫、“イクメンブーム”の一方で
お母さんが一人きりで育児をしなければいけない
『ワンオペ育児』が問題になっていますよね。
『ワンオペ育児』とはワンオペレーションでの育児のこと。
つまり、一人で子どもに関するあれこれをこなさなきゃいけない状態のこと。
そのうなってしまう原因は、
・パパが育児に参加してくれない
・パパの仕事が忙しすぎて育児に参加できない
などなど、いろいろなパターンがあります。
近くに助けてくれる人がいればいいけど、そうじゃない人もたくさんいます。
私も、夫が出張が多くてほとんど家にいないため
2児のワンオペ育児の真っ最中です。
そんな中でも、少しだけ育児を楽にする方法をご紹介します♪
ワンオペ育児はリズムができるまでが勝負!辛い時期の乗り越え方!
ワンオペ育児を楽にする一番のポイントは、
“リズムを作る”ことです。
ワンオペ育児は、
育児だけしていればいいというわけではないんです。
洗濯したり、ご飯を作ったり、掃除したり…
家事もしないといけないですね。
でも育児中の家事って思い通りにいかないんですよね…。
さっきまで機嫌よく遊んでいたのに、ちょっと目を離すと大泣き…
なんてこともしょっちゅうです。
気が付いたらいたずらされていたりなんてことも。
泣いたりいたずらされたり、子どもに振り回されているうちに
あっという間に夕方、家事なんてひとつも終わってない!
ということもあります。
子どもだけでなく、
こちらが泣きたくなりますね。涙
そこで大事なのが“リズムを作ること”なんです。
はっきり言って、この“リズムを作る”までは、
ワンオペ育児が辛いです!!
洗濯してれば子どもに泣かれ、
掃除をするそばから散らかされ、
何度も叫びたくなります。
それでも、毎日決まった時間で決まった行動をしてください。
例えば、9時から1時間は掃除と洗濯をする!と決めたら
その間は、
泣かれても声だけかけて掃除と洗濯をしましょう。
もちろん、子どもは見えるところで遊ばせておいてくださいね。
そのあと10時から11時までは子どもとがっつり遊ぶ、
など家事と育児を交互ににするようにして、
バランスをとっていければさらにGOODです。
そうやって毎日できる限り同じように行動することで、
子どもは身体でそのリズムを覚えていきます。
いったんリズムができれば、
家事をしている間は大人しく待っていてくれたり、
大きくなってくると、簡単なことなら
一緒にやってくれるようになりますよ♪
上の子が2歳過ぎるとわかってきて、
少し手伝ってくれようとするようになりました。
できれば家事をする前に
「ママ、今からお掃除してくるね。だから後で遊ぼうね。」
と声をかけえてあげるのを忘れずに。
わからないと思っていても、
子どもって案外お母さんのいうことを理解しています。
声をかけるだけで安心してくれたりします。
赤ちゃんは1歳過ぎたらきちんと文法を理解している、
なんて研究もありますので、
必ず一声かけてあげましょう!
ワンオペ育児は食事だって大変・・・時には離乳食なんて、いらない!
ワンオペ育児で大変なのは家事だけじゃありません。
ご飯だって闘いですね!
離乳食がはじまると、自分のご飯のほかにも
子どものご飯も考えなければいけません。
でもせっかく用意したご飯を食べてくれないこともあります。
スプーンを奪われ投げられたりしたら、
いらいらしちゃいますよね。
ついムキになって食べさせようとしてるうちに、
自分がご飯を食べられなかったり。涙
でも、一人で食べさせるのは教育に良くなさそうで
したくなかったし…
離乳食って、初期のころはゆでたりするだけじゃなくて
ドロドロにすりつぶさなきゃいけなくて、一段と手間がかかりますね。
それを食べてくれないときのショックというか
怒りというか、やり場のない思いと言ったら。
たまりませんよね。
そんな時は、とりあえず
食べさせようと頑張るのをやめちゃいましょう!
子どもだって人間です。
食べたくない気分の時もあります。
だから、そのまま置いておいて
とりあえず自分がご飯を食べちゃいましょう!!
ごはんで遊ばれても見ぬふりです。
お腹がすいてると、よけいにイライラしてしまいます。
まずは自分のお腹を満たしてください。
その時には必ず、子供の目の前で食べてみてください。
子どもは想像以上に大人の行動を見ています。
お母さんがご飯を食べているのを見て、
「自分もご飯食べたい」
とだんだん思ってきます。
それがチャンスです!
「一緒に食べよう」と声をかけながら
もう一度ご飯を食べさせてみましょう。
案外ペロッと食べてくれた経験があります。
もし、それでも食べてくれなかったら?
その時は、もう片付けちゃいましょう。
時間で区切りましょう。
そして、ミルクを飲んでいるならミルクを、
卒乳していたら野菜ジュースなどでもいいので水分補給だけしましょう。
1食くらい抜いても問題ないですし、卒乳していればおやつの時に
蒸したお芋や蒸しパン、おにぎりなど食事に近いものをあげてください。
本当にお腹がすいてれば、ゼリーやおせんべいじゃなくても
しっかり食べてくれます。
1食くらいちゃんと食べられなかったからと言って
気にする必要はまったくないんです!!
それに、せっかく作ったご飯だからと言って
落ち込まないでくださいね。
子どもが食べてくれても、食べてくれなくて捨てることになっても
なくなるのは一緒です!
子育てが辛い時は体力だけじゃ乗り越えられない!!
ワンオペ育児の辛さは、体力だけじゃないんです。
家事ができない、ご飯を食べてくれない、
そんな悩みを相談できる人が近くにいないことも辛いんです。
もし、自分のお母さんやお友だちなど頼れる人がいたら
思い切って頼ってみましょう。
電話やメールで話すだけでも楽になります。
もちろんそれだけでは乗り越えられないことも多いです。
一人で育児するって本当に大変なことなの、わかります。
でも、一人で子どもと向き合っているだけで、
十分に頑張ってますよ。
家事も育児もカンペキじゃなくたって大丈夫!
目を離さなければ、泣くたびにだっこしなくても大丈夫。
一声かけて、
ちょっとの用事なら済ませちゃいましょう。
ご飯だって、全部手作りじゃなくても大丈夫。
ベビーフードをつかって手を抜いたっていいんです。
友達が、1歳半までベビーフードしか与えていない人がいましたが
今3歳で、何の問題もなく育ってますよ!
一番大事なのは、子どもと笑って過ごせることです。
ワンオペ育児は本当に大変なことが多いです。
でもその分、笑った顔や成長を自分が一番近くで見れるんです。
肩の力を抜いて、お互い楽しく子どもと生活しましょう!
私も書いていて最近意識できてないことがあったので、
気を付けていきます。^^;