世の中のお母さん、自分の子どもが鬱陶しいってとき、ないですか?
ワタシはあります。えぇ、かなり頻繁に。
もともと子どもが苦手なワタシ、自分が親になったからって子ども好きになろうはずもなく、我が子とはいえ、理屈の通じない生き物にイライラすることも多々あります。
一日のうち7割が「子どもってめんどくせぇ」って思い、そのうちの5割が「こいつ鬱陶しいなぁ」って思ってます。
下手にこんなこと言うと「母親のくせに」だの「お腹を痛めた我が子なのに」だの言われがちですけどね、仕方ないじゃん、鬱陶しいもんは鬱陶しいです。
だからといってネグレクトだ、虐待だっていうのは短絡的過ぎ。
誰だって気分の浮き沈みはありますし、昨日はおおらかに許せたことが、今日はどうにも腹立たしいみたいなことだってあります。
お母さんだって人間ですからね、いつも平常心で子どもに向き合える日ばかりじゃありません。それでも日々育児に奮闘してるんです。
子どもにとって、特に幼い子にとって、お母さんは世界のすべてだったりします。
それはどのお母さんもわかっているんですよね。
それでも我が子が鬱陶しいってこと、あります。
それが常態化して、子どもを日頃から無視してしまったり、命にかかわるような体調の変化を故意に見過ごしたりなんてことがなければ、育児あるあるの範囲内じゃないでしょうか?
イライラうっとおしいと思う罪悪感はみんな持ってる
我が子が鬱陶しいと思ってしまうことに罪悪感を覚えてしまってるお母さん、あなたの罪悪感はおそらく正しい。その罪悪感がなくなってしまうとちょっと心配です。
でもね、みんな抱えてる罪悪感ですからね、それ。
「なんか鬱陶しいなぁ」「でも我が子に対してこんなこと考えてちゃダメよね」ってワンセットです。
子どもが鬱陶しいって一度も思ったことがないお母さんは少数です。
たぶんそういうお母さんは聖母なんだと思う。
ワタシには無理だから、素直に尊敬します。
で、鬱陶しいなぁって思いつつ、子どもに向き合ってる大多数のお母さん、あなただけじゃないですよ。
それでも子どもは育ちます。だから、肩の力抜いていきましょう。
体調不良中の育児でイライラ…テンション上げるアイテムとは
普段から子どもに振り回されがちで、なかなか自分の時間が取れないのってストレスです。
ワタシは基本的に自分の機嫌は自分で取る方がいいと思ってるんですが、いつも上手くいくとは限りません。
特に自分の体調不良。
ワタシもたいがいいい歳ですし、ちょいちょい体調不良を起こします。
寝込むほどでもないし、普通に動けるんですが、なんか微熱があったり、軽く頭痛がしたり、なんとなくだるかったり。更年期かしら?
若いお母さんでもあると思いますよ、ストレスは体調不良に直結してたりしますからね。
で、そんなときは家事や育児が嫌で嫌でたまらなくなります。
じゃぁどうするのか?っていうと、甘いもの食べます、しかもこっそりと(笑)。
ちょっとお高いスイーツやらワンランク上の果物やら、普段は口にしないものを、子どもたちに見つからないようにこっそり食べちゃうんですよ。
これ、「こっそり」がポイント。
自分だけの特別感っていうのかな?
普通に食べてたら、確実に子どもに持ってかれますからね、丸ごと一個とかないですもん。
すっごいセコいかんじしますけど(笑)まぁ、自分へのご褒美ってことで。
美味しいもの食べると、なんか幸せな感じになりませんか?
ワタシが食いしん坊なだけかしら?!
でも、どうしても自分自身の機嫌が直らないときは効果的ですよ。
食べ物じゃなくても、ゆっくり丁寧にいれたコーヒーなんかもいいかも。
要は、自分のためだけに時間やお金をちょっと使って、少しだけでも贅沢しましょってことです。
自分が大事にできれば、子どもにも優しくなれる気がします。
それこそ「一人でこっそり贅沢しちゃったわぁ」っていう罪悪感が手伝ってくれたりして(笑)。
お母さんは完璧じゃない
子どもって、大人の常識で生きてないから、意思の疎通がうまくいかないときが多いと思いません?
年齢があがってきたり、賢かったり、条件が変わるとそれぞれに程度は変わってくるんですけど、それもまた個々それぞれなとこがありまして、うちの3人の子どもたちもまたそれぞれです。
息子・娘・息子なんですが、まぁ息子連中はダメダメです(笑)。
娘は誰に似たんだか、いやワタシに似たんでしょうね!そりゃあ賢い子です。
賢い子なんで、言えばわかります。
娘は「お母さんは今日大変機嫌が悪く、体調も優れません。だからよろしく」って言えば、自分のことは自分でするし、必要最低限しか近づいてきません。
それなのに、あぁ息子たち。
こいつらが上は高校生、下は幼稚園児なんですが、調子出ないときに限ってまとわりついてきちゃうんですよねぇ。
息子たちは娘ほどドライじゃないので、心配して寄ってきてるっぽいんですが、それ逆効果だからね!
優しくて空気読めなくてアホな子は、それもかわいいんだけど(笑)。
賢い子や共感力の高い子には、今の自分の状態をまっすぐ言ってしまうのもいいかと思います。
お母さんとはいえ完璧には程遠い人間です。
調子いいときばかりじゃない。
で、うちの息子並みにアホちんな子は…あきらめましょう(笑)。
今日は子どもが鬱陶しい日なんだって、あきらめてしまいましょう。
子どもを鬱陶しいと感じてしまう気持ちを必死に抑えてしまえば、どこかで破たんします。
邪険にしていいことはありませんが、鬱陶しいなぁって思うことくらいはかまわないと思います。
だって、明日にはものすごくかわいく感じられるかもしれないでしょ?
最終的に「我が子が好き」に転がれば、お母さん検定合格としましょうよ。
目指すは満点じゃなく、合格ってことを忘れずに。