うちの娘、小学5年生、身長155㎝、デカい。
この娘っ子がかなりの甘えん坊です。
デカいなりして「お母さん、あのね…」って言いながらすり寄ってきます。
もう、どんだけかわいいのか、この娘は!(笑)。
この子は最初からあまり手がかからない、いわゆる「いい子」で、次男が生まれてからはお姉ちゃんとしていろいろがんばってくれてます。
その分どうもため込みやすい子どもでして、油断してると果てしなく落ち込んじゃったりするので、なかなか気を抜けない子でもあります。
ワタシは娘がとてもかわいいので、ワタシの方から抱きしめたりすることが多いんですが、最近は娘からも抱き着いてくることが増えました。
デカい図体でも、親とのスキンシップは心地よいものらしいです。
小学生だから…とか、もうお姉ちゃんなんだし…とか、そんなこと関係なくスキンシップはふんだんにとった方が良さそうです。
親子共々、精神的にも安定するし、何より子どもがかわいらしい。
最初は照れちゃうかもしれませんが、習慣化してしまえば何のことはありません。
就学前と変わらぬスキンシップを継続していきましょう。
思春期に入っちゃうとできなくなりがちですからね、今のうちですよ。
ぐずる子供!小学生にも学校はストレスの様子
娘が小学校に上がった頃は、今ほどには甘えていませんでした。
小学生だというプライドもありぃの、お姉ちゃんだという必要以上の責任感もありぃの、元々の性格がガッチガチのモラリストってこともありぃので、多分自縄自縛になってたんだと思います。
小学校って、子どもにとってはかなりのストレス源みたいですね。
娘は幼稚園との環境の違いに、大いに戸惑ったようです。
カトリック系の幼稚園で、基本的なしつけを受けた娘にとって、
先生の言うことを聞かないとか、口答えをするとかいったことが衝撃で、しばらくは口数が減り、食欲が落ちることになりました。
たまに朝からぐずることもありましたね、理由も言わないまま「学校行きたくない」って。
様子がおかしいので「学校で何かあった?」って聞いてたんですが、「ん、なんでもない」しか言わないんで、こりゃ変だと思って、ワタシは娘と二人っきりで過ごす時間を作りました。
そしたら出るわ出るわ。学校の不満、尽きることなし。
なんか「娘、お前のモラルががめんどくさい」っていうことがほとんどなんだけど、しょうがないよね、当時はまだ8年くらいしか生きてないんだもん。スルースキルは望めません。
ぐずるっていうか、朝からご飯もそこそこにハラハラ泣き出したりするときは、思い切って休ませたりもしました。
うちは自営業なので、娘とダンナとワタシの3人で仕事場に行き、お昼ご飯を外に食べに行ったり、ときにはワタシと娘で平日ショッピングに行ってみたり、ベタベタに甘やかして過ごしました。
2~3日すると、自分から「明日学校行く」って言い出します。
自分の常識とかみ合わないことが多くて消耗しちゃうと、充電切れ起こしちゃうんでしょうね。
十分に甘えると、元来モラリストなので、自分の務めを果たそうと思うらしいです。
小学生って朝から元気に学校行って、楽しくお勉強して、お友達と仲良く遊んで…なんていうイメージでしたけど、最近の小学生はけっこう複雑な世界で生きてるんですね。
ワタシみたいな田舎の昭和の小学生と違って。
小学生のときには、多少のサボりは大目に見ていい気がします。
単に「めんどくさい」とか「今日は嫌いな授業がある」とか、そんなサボりは許しませんよ。
でも、人間関係の悩みで学校がイヤっていうなら、ちょっとぐらいはいいじゃないですか。
たった一日でも、子どもは回復してくれたりします。
「お姉ちゃん」という呪い
学校の常識に合わせきれなくて、体調崩してしまったりしてた娘ですが、じゃあ家なら平気だったかって言うとそんなこともありません。
家庭でもがまんしてたんですね、お姉ちゃんだし、小学生だし、お母さんはいつも弟を抱っこしてるし。
彼女の常識では「小学生はお母さんに抱っことかしてもらうのはおかしい」ってことになってたっぽいんですよ。かわいそうなことしました。
で、それに気が付いてからは、積極的にスキンシップをとるようにしました。
髪をといてやったり、手をつないだり、膝にのせたり。
そしたら学校のことも自分から話すようになりまして、精神的にも落ち着きました。
子どもは小学生になったらベタベタ甘えない、自分のことは自分で。
そんな風に教えてたわけじゃないんですが、あまりにも厳格に本人が自覚してしまったようです。
子どもにとって第一の自立ポイントが小学校入学みたいですね。
親としても「もう小学生なんだから」って言いがちですし。
娘の場合は「お姉ちゃんだから」っていう呪いにかかってたみたいです。
まぁ自分で自分に呪いかけちゃってたんですけど。
お姉ちゃんだろうが、小学生だろうが、子どもは子ども。
本格的に自立するのはまだまだ先です。
少しずつ距離を置いて、少しでも変化があったら手を差し伸べる。
そんなフットワークが求められるのかもしれませんね。
小さな変化を見逃さないためにも、ぜひご家庭でのハグを!
ハグって、かなり万能ですよ♪