妊娠中のお母さん、赤ちゃん、楽しみですね。
出産後のお母さん、ちっちゃい生きものがいるのって幸せですね。
うちの子でもよその子でも、赤ちゃんってかわいいなぁと思います。
ワタシは結婚してから裁縫に目覚め、ミシンや手縫いでいろいろと縫物をするようになりました。
最近のHOW TO本ってよくできてます。すごくわかりやすい。
「初めての○○」のような本はかなり使えます。
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ワタシなんて中学校の頃の家庭科の成績2でした、筆記試験は80点越えてるのに。
どんだけ実技がダメダメだったかお分かりいただけるかと思いますが、そんなワタシでも概ねちゃんと作れるんだから、最近の本は大したものです。
妊娠中、臨月のころは、お腹がつっかえて大変なので、ミシンはあまり使わなかったんですが、生まれてくる子ども用に手縫いでベビー用品をちょこちょこ作っていました。
スタイとか、ケープとか、一枚布のシャツとか。
赤ちゃんサイズだからちっちゃいんで、慣れてくれば短時間で作れますし、手縫いで作れるものは最初から縫う個所を極力少なくしてあります。
隙間時間にちょこっと縫うには最適。
簡単に縫えるけれど、赤ちゃんのものを作っているという心理は、大きな満足感を与えてくれるものです。
ワタシが味わった幸せな時間、あなたもぜひ味わってみてください。
ただ、やりたいと思わないのに無理してやるのは禁物ですからね?
強制力は皆無だけど、ワタシとの約束よ?(笑)
スタイクリップは手作りでも簡単!
ベビー用品と言われてパッと思いつくのは何ですか?
ワタシはオムツとよだれかけです。
あ、最近はスタイって言うんでしたっけ。
スタイは毎日使います。しかも何枚も。
一時間おきに替えないとべちゃべちゃなんてこともあるくらいです。
息子二人はそうでもなかったんですが、娘はよだれの泉だったので、スタイは大量に使いました。
5枚くらいは買ってたんですけどねー、足りやしない。
バンダナとかも巻いてみたんですけどね、薄いから替える頻度がハンパないんですよ。
首締まりそうで怖いし。
だから、スタイクリップを作りました。
サスペンダーってありますよね?あの留め具をやわらかいリボンに縫いとめるだけ。
子どもに合わせて長さを決めてあげられるので、首が締まる心配はありません。
これ一本あれば、ハンドタオルでも手拭いでもなんでもスタイにできるスグレモノ。
縫うところはリボンの端っこだけなので、手縫いでもあっという間です。
布用ボンドで軽く止めといてから縫うとさらに楽。
縫い目や布端の始末にも布用ボンドは使えますから、一本持っておくといいかもですね。
100均でも売ってるし。
もし、首の後ろに回すタイプは心配というなら、10㎝くらいのものを2本セットで作れば、片方のクリップで洋服の肩あたりをとめて、もう片方でタオルをはさむことで、スタイの役を果たせるようになります。
その際にはそれぞれのスタイクリップの真ん中にボタンやホックを付けておいて、使わないときは止めておくと、迷子にならなくていいですよ。
スタイの手作りは簡単にタオルでするに限る。
出産お祝いをいろいろといただきました。
お祝い金がありがたいのは当然として、他に紙おむつ(ちょっと大きめサイズ)、マザーバッグ、それから定番のタオル類。
タオルは助かりましたね。先輩ママたちはよくわかってらっしゃる!
ハンドタオル・フェイスタオル・バスタオルととりどりの大きさのタオルをいただいたんですが、これがまた使えるんですよ!!
ハンドタオルはスタイクリップではさんで使えるし、
厚手のフェイスタオルは、切って縫って食事用のエプロンにしました。
フェイスタオルを使った家用スタイの作り方
フェイスタオルを縦置きにして、上部をUの字に切ります。ここが首のところに来るわけですね。
次に、切ったところを包むようにフリースのバイアステープを縫い付けます。
Uの字の端っこにスナップボタンを縫い付ければ完成。
使い方のワンポイント
長いので食事の際には切っていない端を折り上げて洗濯ばさみではさんだら、食べこぼしキャッチポケットになります。
わざわざポケットになるように縫ってしまうと、洗うときに面倒なんですよ。
切り端の始末だけしておけば、もともとタオルなんだから洗濯かんたん。
夏なんて1時間で乾きますしね!
多少は不格好でも、おうちでの食事のときなら問題なし。
お外用はかわいいやつを1枚持っておけばいいんです。
食事に使わないなら、寝返り前の赤ちゃんには使えます。
よだれかけ&お腹冷やさない用タオルとして。
ぺローンと長くしておけば胸からお腹まで隠れますから、これまた夏は持ってこいです。
汗も拭けるしね。
ただ、ハイハイを始めた赤ちゃんにはダメですよ?自分の膝で踏んじゃうからね。
ベビー用品の手作り品は簡単なものほど手縫いなほど見た目が良くないことも
手作りで一番のネックになるのは「きれいにできない」ってことだと思います。
見た目が良くないってこと。
でもね、見た目ってそんなに大事??
人目がないところで使うものに見た目を気にする必要はないんじゃないかな?
ものすごくオシャレなお高いスタイも、ちょっとゆがんでるし縫い目も不揃いなお母さんの手作りスタイも、結局目的や用途は同じです。
よだれかけとしての役割を果たせれば十分。
多少見栄えが良くなくても、お母さんが作ったって特別じゃないですか?
たとえ下手でも、市販品にはない「愛情」がたっぷりですから。
手作りってそういうものなんだと思います。
そこまで含めて、小さな手作りを、お母さんが幸せな気持ちで楽しめるといいなぁと、手作り好きとしては切に願います。
どうぞ一針を楽しんでください。
めんどくさくなったら、やーめた!って投げちゃうことも含めて手作りの楽しみ方だということを忘れずにね?