自分の子供なのに鬱陶しい!長女の抱っこを拒否していた時期の話。

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私には現在、6歳と3歳の娘がいます。

娘達は可愛くて生んで良かったと思っていますが一時期、長女の事が「鬱陶しい」

と思う時期がありました。

今はマシですが正直時々、まだ思います。

いなくなればいい。

なんて思ってはないのです。

ただ、私に近づかないで。

と思ってしまうのです。

理由は、3歳の次女の方がしぐさなど可愛くてどうしても次女に愛情がいっているから、なのです。

同じ実の子供なのに平等に愛せないなんて私、おかしいのかな?

と悩んだ時期もありました。

ですが案外、子供が可愛くない、鬱陶しいと思っているママは自分だけではない事が分かりました。

実は赤ちゃんとは大人に守ってもらわないと生きてはいけない為、「かわいい生き物」らしく、そうなるとどうしても上の子より愛情がいくみたいなのです。

私はまんまとその理論?にハマっているのでしょうね。

ですが夜、長女の寝顔をみては「今日はかわいそうな事をしたな」

と反省の日々。

子育てって難しいな、と現在奮闘中です。

どうしても下の子が可愛いと思ってしまったあの頃

 

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次女が生まれる前、3歳の長女を義母に託し私は出産の為、入院しました。

「私と毎日夜は寝ていたのに大丈夫かな。泣いてないかな」

頭の中は長女の事ばかりでした。

それが次女の顔を見た瞬間、私の愛情は8割方、次女にいきました。

2回目の出産という事もあり、授乳やおむつ替えもてこずることもなく、泣いてもどうすればいいのかも分かっていましたので長女の時より、余裕がありよけい可愛く思えたのかもしれません。

里帰り先から自宅に帰り、平日は3人で過ごす事になったのをきっかけに、次女の生活リズムを優先しすぎてしまい、次女が寝ている時は静かにして。

授乳の時に長女が話しかけてこようものなら、あっちに行ってて。

とにかく次女が落ち着いている時にしか、長女の相手をしていなかったように思います。

それに来年幼稚園が決まっていましたので、トイレトレーニングの真っただ中。

中々トイレがうまく出来ない事にもイライラしたりして、とにかく事あるごとに長女の事を鬱陶しいと、思っていました。

長女は次女の事を可愛がってくれていたのですが、次女が3歳前になる頃になるとどうしても喧嘩が絶えなくなります。

まだ物事が分からないという理由で「次女に貸してあげて」

「次女が先!!」

と私はとにかく次女を優先してきました。

長女はおもしろくないでしょうね。

次女を叩くようになりました。

案の定倍返しで私が怒ります。

「なんでそんなことするの??」

そんな事言われても長女もうまく説明なんてできません。

何も言わない長女に対して私は増々、次女に愛情がいきます。

そうなると、二人で仲良くダンスをしたりしている時に「お母さん、見て」

と言ってきた時も私の視線は基本、次女にいっています。

たどたどしい言葉づかい、しぐさ、なにもかもが可愛くて。

それに比べ長女はしっかりおしゃべりができますので、ダンスを見ても「かわいい」ともなんとも思わなくなっていたのです。

今思うとなんて母親なんだ。と思います。

自分でも自覚していました。

長女の事を鬱陶しいと思いますが、嫌いではありません。

幼稚園でお友達と喧嘩した、と聞けば気になりますし「しんどい」と言われれば心配になります。

元気に育ってほしい、という気持ちは嘘ではありません。

ですが、次女みたいに私にくっついてこないで。

と、思ってしまうのです。

なんなら一人でお風呂入ってよ。とも。

長女が鬱陶しいと思ってしまうのは自分のストレス発散のため?

長女には何の罪もないのに「抱っこして」

と言われても

「今はしんどいからお父さんにしてもらって」

「くっついて寝たい」

と言ってきても

「隣にいるから」

とそんな返事をしていました。

私はもう6歳になるのになんでこんなにベタベタしてくるの?

と思っていました。

実は私自身、長女を抱きしめる。という発想がなかったのです。

それは私の子供の頃の体験かもしれません。

私の母は、弟を生んでから体調を崩しほぼ1日中、寝ていたのを記憶しています。

私は子供の頃、記憶がある限りなのですが、母とお風呂に入った記憶もなければ抱きしめられた記憶もありません。

6歳であれば、一人で朝起きて身支度して、幼稚園に行っていた記憶しかないのです。

弟を連れ、二人でスーパーにも行っていました。

その記憶が心のどこかで引っかかっているのだと思います。

「私が6歳の時は自分でしていたのに」

ともしかしたら長女にやきもち?的なものがあったのかもしれません。

私が長女を抱きしめる事になったきっかけ

 

6歳なら甘えてこないで。

と思っていた私の考えをぶち壊した言葉をある日、ふと義妹が言っていた事を思い出しました。

それは現在10歳の姪っ子が、6歳の時に旦那の実家で義妹に抱っこしてもらっていた時に

義母は「もうお姉ちゃんなのに」

と言った際

「まだ6歳やで?まだ生まれてたった6年やで?何言うてんの?」

そう言って、4歳の妹同様に抱っこしていたことを思い出しました。

私はその夜、長女を抱きしめました。

すると長女が「ずっとこうして欲しかった」と泣き出しました。

私は自分の子供の頃と長女を同じ扱いにしていた事に心底申し訳ない気持ちになり、一緒に泣きました。

まとめ

 

正直、今も長女と次女を平等に愛せているのか。と聞かれると「Yes」と言いきれない所があります。

ただ、アラフォーの私の考えではなく「たった6歳」の子供の気持ちを考えないとダメ。

と言い聞かせるようになりました。

「たった6歳」なのです。

「たった」本当にこの言葉が私を気づかせてくれました。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

あれこれ育児 記事下
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