うちの小学5年生の娘は公文に通っています。
算数・英語・国語の3教科。
ほぼ毎日宿題が出るので大変です。
公文って「夏の特別学習」ってありますよね。
夏休み期間、40日は1か月分の月謝で通えますよってやつ。
いつの時代も子どもの学習って一大事です。
ワタシ自身も公文をやっていた身として、夏休みの公文は大変でした。
夏休みの宿題もたっぷりあるし、子どもにとってはまさに「苦悶」。
公文学習者は、今までやっていない科目をお試し40日間やることが多いです。
で、楽しく学習できそうならそのまま9月から継続、やっぱ無理―!ってなるならそこまでの学習にします。
問題は公文初心者。
やったことないけど、試しにやってみようかな?ってか、親がせめてこんくらいは勉強してくれ!ってやらせたい方。
夏の特別学習はオススメですよ。
ぶっちゃけ、夏休みだけでサヨナラしたっていいんですよ。
子どもに向くのか、先生との相性はどうか、教室に放課後通えるか、そこを見極める期間なんですから、一つでも不安が残るなら、夏休み終了とともに「お世話になりましたー」って終わってもいいんです。
一度始めたことは何があっても継続しなくちゃいけない!って思いこむと、親子共々大変だからね?
公文で夏休みだけの無料お試しは先生との相性をはかる、くらいで考えると良いかも
公文では春夏秋冬、無料体験学習はあっています。期間が2週間。
ちょっと短いね。2週間なら向き不向きがわからないまま期間終了してしまうことが多いんです。
すでに学習してる子が、教科を増やして体験っていうなら2週間でもいいんですけど、初めて公文やりますって子だと、ちょっと短い。
基本的に、2週間の無料体験学習って、10日前後の宿題と4回の教室学習になります。
公文はサクッとできるとこからスタートして、わかる楽しさを刷り込み、自信をつけつつ先に進んでいくやり方なので、2週間だと「小学3年生なのに、足し算で終了」みたいなことになるんですね。
子どもは簡単なところなのであっという間に終わるし、思ってたより楽ちんなので、このまま続けてもいいかなぁ…ってなかんじになるんですけど、親としては「えっ?こんだけ??」となりがち。
もう少し、ちゃんと見極めてから始めるか止めとくか決めたくありません?
月謝もね、そんなに安いもんじゃないし、3教科セット割引なんてものもありません。
1教科分の月謝×学習教科分。
決して安くないお金払うんだから、しっかり見極める方が安心です。
お母さんと先生の相性で子どもの伸び方が変わる
夏の特別学習。有料だけど一か月半ありますからね、無料体験学習のおよそ3倍。
先生とお会いして話す機会も複数回あるでしょうし、相性がどうかを感じやすいです。
子どもと先生の相性も大事ですが、お母さんと先生の相性も負けず劣らず重要。
お母さんが安心して預けられないと、子どもは伸びません。
勉強するのはお母さんじゃないのに不思議でしょ?
なんでこんなこと言えるかっていうと、ワタシ、公文の採点アシスタントやってたから。
指導者ではないけど、子どもにちょろっと教えたりしてました。
明らかに先生を信用していないお母さんの子どもは、最初はガンガン進んでいても、そのうちスピードダウンして止まっちゃうんですよ。
みんな停滞期はあるんですけど、そこから抜け出せるかどうかってところで、お母さんの不信感はけっこう大きな原因になることが多かったんです。
子どもはやったらやっただけ伸びるものなので、他の指導者の下でなら伸びたりするんですね。
実際、引っ越しで教室を変わったところ、メキメキ伸び始めた子がいました。
後日、お母さんから話を聞いたら「今度の先生、すごくいい方でねー」なんて言ってたくらいですから、よっぽど合う方だったんでしょうね。
子どもとの相性は悪くないけど、お母さんとの相性がいまいち…ならば、やめときましょう。
他の塾でもいいし、他の公文教室を選ぶ手もありますからね、自分の感覚を大事にしてください。大抵の場合、その感覚は正解です。
公文の英語を早いうちにさせると、意欲高いまま地力が上がった
公文を学習させていて思うのは、公文の勉強って即効性がないなってことです。
これ、否定的な意味ではなく。
圧倒的な練習量で、基礎をガッチリ固めていく学習法なので、いつの間にか学力があがってるんです。
だから、「今度の定期テストで点数をあげたい!!」って場合には向きません。
どっちかというと実力テストで本領発揮する感じ。
というわけで、うちの娘は算数をバリバリ進めています。
本人は「算数あんまり好きじゃないのよねー」って言いながら、県の学力テストでほぼ満点とか取るんだから贅沢です。
今は英語が面白いらしく、中学教材を楽しそうにやっています。
4年生から始めたんですけどね、今、小学校から英語教育が入ってくることになったじゃないですか。
そのときに、学校の英語わかるから楽しいって思ってほしくて。
長男が公文の英語と数学をやっていた影響で、なんか面白そう!って思ったんでしょうね。
自分から英語をやりたいって言い出したんで、これ幸いとやらせました。
うっかり苦手意識が出てからだと、拒否反応が心配になるとこでしたが、結果、いい感じに進んできました。
ワタシは英語ダメなんですよ。欧米人が普通にいるような環境にいるんですけどね、まったく会話ができない。
違うな、会話の柱が英単語とジェスチャーなんだな。
ものすごいオーバーアクションで話すもんだから、周りからはちょっと笑われてますが、いいんだよ通じてるんだから!
でもね、娘には日常会話くらいならできるようになってほしくてね。
多分今では娘の方が英語できます。
すんなりとなんでも吸収する時期に初めてのものに触れさせるのは正解でした。
子どもにもよるんでしょうが、少なくともうちの娘は良かったようです。
迷っているなら、試しに習わせてみるのもいいかもしれません。
すっげぇ才能発揮するかもよ?