朝夕が冷え込むようになってくると、鍋物が美味しくなりますね。
うちの家族はみんな白菜大好きで、鍋ならほぼほぼ入れてしまいます。
また、冬の肉厚な白菜って美味しいんですよねー(しみじみ)。
でもさ、デカいよね?白菜。
ちょっと一玉買っちゃうと、冷蔵庫の野菜室、えらいことになるよね?
ってことで、白菜丸ごと消費レシピ(雑な保存法含む)、ご紹介しましょうかね。
白菜のレシピを確認する前に3つに分ける保存法をチェック
白菜、大きいの一玉がここにあります。
これを3つに分けましょう。すなわち、外側・真ん中・中心。
外側ってちょっと固かったりするでしょ?
緑が濃くて、手触りががさがさしてるとこ。
うちではここの部分はウサギのご飯になったりもするんですが、使うときはみじん切りで使います。
ってか、外側から順番にグルッと5~6枚、これ、ベジタブルカッターなるみじん切り機で粗みじんにしておきます。
これは餃子や春巻きの材料として使うのはもちろん、メンチカツにキャベツの代わりに入れたりもしますね。
お好み焼きにも使える。
基本的に加熱するキャベツの代わりになるんですよ。
冷凍すると水分が抜けてしんなりしちゃうんで、さくさくした歯触りはなくなっちゃいますけど、味がちょっと濃くなる気はします。
まぁ、私の気のせいかもしれませんが。
外側はね、あんまりおいしくないし…って処分しちゃう方もいるかもしれませんが、使えますよ。
緑が濃いので、なんとなく色合いがきれいな感じがするもの高ポイントです。
熱入れれば固いのも気になんないし、みじん切りだから、食感は無問題。
無駄なく使えるからなんか嬉しいね。
外側の数枚を外すと子どもに人気のミルフィーユ鍋が待っている
外側の数枚を外したら、次が一番使いやすいとこです。
白菜って剥いていくうちに、だんだん剥きづらくなっていくでしょ?
剥きづらくなってきたなーって手前の、あのサクサク剥けていくところです。
うちでは定番は「ミルフィーユ鍋」。
白菜・豚バラ・白菜・豚バラ・白菜・豚バラ…って重ねていくあれですね。
子どもたちがものすごい量の白菜食べます。〆に雑炊しておつゆまで完食。
下の息子(5歳)はくたくたに煮えた白菜が大好きで、肉よけて食べたりしてますが、豚肉の立場ないよね?(笑)。
その他にはお味噌汁。
うちではダシの素使わないで、かつお節とコンブでダシを取るんですが、これがまたバカ受けです。
「これ、味噌汁っていうより白菜の味噌汁煮って感じじゃね?」ってくらい白菜入れて、これまた完食です。
白菜はくせがないから使いやすいですね。芯のところも千切りにしてどっさり入れちゃいますよ。
甘味が出て美味しい。
白菜の優しい甘みが美味しいですけど、水分も多いんで、お味噌はちょっとだけ多めに入れてくださいね。
白菜で一番美味しいのは中心の黄色いところかも
さて、中心の黄色いとこ、残りましたか?
ここはなんにでも使えるとこです。
前述のミルフィーユ鍋の隙間に詰めてもいいですし、お味噌汁にももちろんOK。
やわらかくて甘みが強いので、子どもも食べやすいし。
だがしかし!うちではざく切りにしてインスタントラーメンにぶち込みます!。
お湯沸かしてるうちに、こう、ザクザクっと切っておいて、麺と共に投入。
麺が茹であがるころには、白菜も十分にやわらかくなってます。
ほんっとに手間いらず。
白菜の甘みが生きるスープもかなりイケます。
だから、塩ラーメンとかあっさり系のスープがいいですね。
醤油味でも十分イケるんですが、ちょっと白菜負けるかな?って感じ。
なので、家系って言うんですか?ラーメンの名店的な。そこが監修してる独特のスープにはちょっとキツイかもしれませんね、白菜が。
インスタントラーメンってけっこう罪悪感ありません?
でも、野菜が入ってるとちょっと安心じゃないですか。ちょっとだけど。
そんなときには白菜大活躍です。くせがないから使いやすいしね。
インスタントラーメン用に具を作ってみたりもしています。
うちの定番になりつつありますが、「白菜そぼろ」。白菜のいろいろ余ったとこ(主に芯)を
ざく切りにして、合い挽き肉と一緒にごま油で炒めるだけ。
味付けは塩コショウでもいいし、ちょっと一味唐辛子振ってもいいし、醤油垂らしてもいいんですが、けっこうイケるのが「鶏がらスープの素」と「中華スープの素」。
中華スープの素はチューブのやつもありますけど、粉の方が使いやすいと思います。
ラーメンのスープに入れちゃうんで、味付けは薄めにしてください。
子どもにも食べやすい白菜は、冬の大物役者!
鍋物だけじゃなく、かなり守備範囲の広い白菜は、常備野菜にしておきたいNO.1です。
キャベツの代わりにロール白菜も美味しいし、塩コンブと混ぜて即席漬けなんかもいいです。
野菜が苦手な子どもは、やっぱりくせの強いものがイヤなんですよね。だから、くせがかき
消されちゃうカレーだと食べれたりします。
白菜はもともとのくせが少ない野菜なので、少しだけ味付けを工夫すれば、野菜嫌いの子どもでも、とっつきやすい感じがします。
白菜から他の葉物野菜へ、葉物野菜から根菜類へ、根菜から香味野菜へ、とステップアップしていくのもいいと思いますよ。
くたくたに煮込んだ白菜は、離乳食にもなるし、トロトロして美味しいし。
今年の冬は白菜を使い倒してみませんか?美味しいよ♪