小学校のPTA役員をするタイミングが、低学年のうちにやると良いのはなぜ?

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このところPTA役員って、ものすごく悪者になっています。

曰く 「集まりが多すぎる」

曰く 「共稼ぎ家庭には負担が大きすぎる」

曰く 「時代に合っていない」

どれもごもっともな意見です。

確かに負担は大きいし、集まりは多いし、時代に合っているとは言いがたい。

それぞれのご家庭に、それぞれの事情があるのは当然ですしね。

でも、義務としてやらなくちゃならないのも、まぁ現実です。

小学校6年間で、最低1回はやってください、なんていう学校も多いのではないでしょうか。

それなら、いつやるのがベストか?って話になりますが、これ、何とも言えないです。

よく聞くのが「低学年のうちにやっておくといいよ。高学年になると仕事が増えて大変だから」という意見です。

デメリットになるのかはよくわからないんですが、確かに高学年、特に6年生にもなると、卒業準備が入ってくるので、役員さんは大変そうです。

アルバムやら謝恩会の打ち合わせやら、5月6月から始めています。

ただ、単純に「低学年楽勝、高学年大変」か?っていうと、そんなこともありません。

学校のことをまるで知らない状態で役員というのは、ちょっと厳しかったりもしますね。

そんな役員時期ですが、ひとつだけ、ワタシが考える低学年メリットがあります。

それは「役員を通じて縦横のつながりを作れる」こと。

初めて小学校に上がる子どものお母さんは、基本的に右も左も、なんなら上も下もわからない状態です。

そこで、役員を引き受けると、大概の役員は1年生から6年生までの保護者が集まる組織になっているので、小学校ベテランお母さんとのパイプができるんです。

これは心強い。疑問に思うことをドンドン聞けますからね。

お母さんネットワークを存分に活用することができますよ♪

小学校のPTA役員は低学年のうちにやっても結局、田舎は回ってくる。笑

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ワタシは現在、娘の小学校で役員をしています。

広報部、しかも2回目。上の息子のときを合わせると5年目。

田舎の小さな小学校なので、6年間に2回、下手すれば3回、役員がまわってきます。

初回は、息子のときも、娘のときも、セオリー通りに低学年のうちの役員でした。

広報は、PTA新聞発行が主な仕事になるので、活動期間は長いわ(だいたい5月頭から翌年3月半ばまで)、企画会議・編集作業・製本作業と部会は多いわ、取材・写真・文章とこなすべき仕事は多いわの、3拍子そろった不人気ナンバーワンの役職です。

そんなところ、多いんじゃないですか?

うちの学校は、ほぼ全学年、来年度の広報部役員が最後まで決まらず、現役員が頭をかかえることになっています。

年度末あるある(笑)

…笑い事じゃないですね。

そんな不人気ナンバーワンですが、部員は楽しそうです。

まぁ、引き受けてしまったからにはっていうのもあるんでしょうが、初めて広報をする人が必ず言うことがあります。

「え?写真撮り放題ですか?!」

広報なので、写真撮影は仕事中のかなりの部分を占めます。

運動会なんて、一人で1000枚くらい撮るので、部内で集めれば膨大な数になります。

で、うちの部では、全員が撮った写真を共有できます。

個人データとしてもらえるんです。

部員があちこちにバラけて、子どもたちのベストショットを狙いますからね、それはそれはいい写真が撮れます。

しかも、一般保護者が入れないフィールド内でもコース上でも、競技の邪魔にならない限り、腕章付けて入り放題。

自分の子どものベストショットを、他の広報部員が撮っているということがあるんです。

これはもう最大の役得ですね。

写真データがもらえる・普段の学校行事でも特例で入って写真を撮れる・撮影場所が限定されない。

広報部役員という不満を補って余りある役得のようです。

ワタシが経験してきた広報部は、例外なくこの役得が生きていました。

うちの学校では、広報部は貧乏くじなんて言われていますが、経験者はいつも

「大変だったけど、だんだん楽しくなってきた。下の子のとき、広報お願いしますって言われたら、また引き受けてもいいかな?」

と言って1年を終えます。

そして、実際に兄弟児の役員として、広報を引き受けてくれる人が多いです。

どんな役員にも、メリットはあります。

どうせやらなくてはならない役員なら、楽しんだモン勝ち。

できる限りデメリットに目をつぶって、メリットをフューチャーしていきましょう。

部会という名のおしゃべりも楽しいですよ(笑)

役員活動の最後は一緒に働いたママ友にちょっとしたお礼も忘れずに!!

役員を引き受けて、部単位で活動するうえで、ワタシが心掛けていること。

それは、感謝と気遣いを忘れないこと。

いい写真を撮ってくれてありがとう

いい記事を書いてくれてありがとう

素敵なレイアウトを考えてくれてありがとう

部長も副部長も平部員も経験しましたが、それはどんな立場でも変わりません。

最後の部会には、必ず手作りのお菓子を持参します。

最後の部会は、製本しておしまいになりますし、製本はみんなでかかれば30分ほどで終わります。

そのあとお茶とお菓子でお疲れさま会。

がんばったみんなにちょっとしたお礼です。

お菓子作りが趣味なので、ときどき作るんですが、こういうときにはいいですね。

簡単お菓子でも好評です。

やっぱり女性は甘いものが幸せよねー。

苦労話や面白かったこと、一年を振り返ってみんなで話します。

一年の活動の中で、ママ友とかいうレベルを超えた付き合いになっていますから、なかなか話は尽きません。

最後の楽しいお茶会です。

まとめ

結局、一年同じ目標に向かって活動してきたメンバーは、役員の期間が終わってもお付き合いが続きます。

そうやって役員を引き受けるたびに、人間関係が広がって、さまざまな情報が集まり、小学校の保護者という場所が、いつの間にか居心地のいい場所になっているんです。

役員って、確かに大変なこともめんどうなことも多いです。

時間に縛られて、うっとうしく感じることもあるでしょう。

でも、いいことも必ずあるんです。

ちょっとやる気スイッチ押して、がんばってみてください。

新しい楽しさがあるかもしれませんよ?

あれこれ育児 記事下
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