ついこの間入園したはずなのに、あっという間に卒園式。
子供の成長がうれしい気持ちとさみしい気持ち、いろんな気持ちが
混ざりあうママ達ですが、そんな気持ちは横に置いておいて
考えなくてはならないのが、卒園式の服装。
「着るものがない!」
「何を着ればいいの?」
周りのママ達と話しては情報収集、さてどうしたものかと悩むことに
なります。
私の場合、入園式のときは妊娠8ヶ月の大きなお腹を抱えていたため、
さすがにマタニティースーツまで買う気にはなれず、
ちょっと落ち着いた雰囲気のマタニティーワンピースとボレロで済ませてしまっていました。
なので、入園式のスーツを着回し、ができない状態。
卒園式の後には、当然小学校の入学式がやってくる。
ということは、入学式の服装をも考えなくてはいけない。
だからと言って、スーツを2着も買うなんて・・・。
働くママならともかく、専業主婦で子育てしていると、フォーマルな服装は
なかなか着る機会がありません。
普段着る機会のない洋服に、あまりお金をかけたくない。
今後何度も出会うこととなる入学式・卒業式でも着回したい。
たいていのママ達はそう考えます。
私も同じくそう考えました。
卒園・入園式で最強なのは、黒字のワンピースとジャケットのセット
そして、さんざん探し回りました。
時間を見つけてはたくさんのお店を探し歩き、ひたすら試着しました。
そしてついに理想のものに出会ったのです。
黒地のワンピースとジャケットのセット。
ちょっと奮発しちゃいました。
お金をかけないはずだったのに、セットで約5万円払ってしまいました。
私には高い買い物です。
でも、結果的にこれ、大正解だったのです。
<長く着ることを考える>
私が購入した、黒地のワンピースとジャケットのセット。
厳密に言うと、細かく白いドット柄が入っています。
『お金をかけたくない』のに予定よりお金をかけたのは、もちろんさんざん
悩んだ結果であり、これなら『使える』と考えたからです。
先に言っておくと、私、普段着るものにはお金をかけません。
おしゃれに興味がないのではなく、おしゃれは好きだけど、安くて
可愛いものがたくさんあるのに、高いお金を払う理由がわからない、と
思ってしまうのです。
そうは言っても、何を着ても似合う若い子とは違うので、安っぽかったり
だらしなくなったりするものは選ばないように気を付けてはいますが。
そんな私が、高いスーツを買ってしまったのには、理由があります。
とにかくワンピースのシルエットがとてもきれいだったのです。
タイトだけどぴったりすぎないほどよさが、私のようなずんぐりむっくりの
おばちゃん体型でもきれいに見せてくれます。
もう、値段の差は全てそこにつぎこまれていると言っても過言ではないでしょう。
年を取ると体型変わります。
体重が増えるだけでなく、肉がどんどん下に落ちていき、お腹とお尻の存在感
は増すばかりです。
でも、着れます。
ぴったりすぎなかったおかげで、いまだにちゃんと着れます。
卒園式のために買ったスーツ、来年、中学の卒業式で着る予定です(^^♪
<卒園式のスーツ選びは、入学式でも着ることを考える>
卒園式が終わると、すぐ入学式。
同じくフォーマルな服装が必要となります。
実は私、そこで失敗をしました。
小学校の入学式に、卒園式と全く同じスーツで参加したのです。
黒のワンピースと黒のジャケット。
靴とバッグだけはベージュに変えましたが、それだけではやはり
晴れの日に華やかさが足りませんでした。
もちろん周りを見わたせば、私のように黒の上下で参加する方も
いなくはありません。
でもそこは花咲く入学式。
着物を着ているママもいる中での全身真っ黒は重すぎたと反省。
そこで、次にめぐってきた次男の入園式のときに、買い足しました。
ベージュのジャケットとオレンジのコサージュ。
スーツのセットの時と違い、こちらにはさほどお金はかけていません。
ただ、私の体に大きすぎず小さすぎないシルエットを求めて、かなり
探し歩きました。
安くてシンプルなベージュのジャケット。
落ち着いて品のあるベージュです。
そのかわり、コサージュはあえてオレンジ。
明るいけれど明るすぎないオレンジ。
スーツがシンプルな分、コサージュはひとひねり欲しいと、ネットで探し、
ハンドメイドが趣味な方の、とてもきれいで個性的なものを購入しました。
黒のジャケットをやめ、
黒のワンピースの上にベージュのジャケットと
オレンジのコサージュを合わせる。
これだけで、いっきに華やかさが増します。
しかも、黒のワンピースのきれいなシルエットのおかげで、ジャケットを
変えてもきれいに見える。
立派な入学式コーデの完成です!
<まとめ>
長男の卒園式に合わせて買ったスーツ。
その後、長男・次男の節目ごとに活躍し続け、来年、長男の中学校卒業式、
続いて高校入学式でも着る予定です。
最初に奮発したとは言え、これだけの回数を、お気に入りのまま着続けたら、
お得感しかありません。
安いスーツでも長く着る、もしくは、安いスーツを時々買いなおした方が
いろいろなスーツを楽しめる、という考え方もありますし、もちろん、
それを否定するつもりは全くありません。
ただ、長く着るなら、『いつまでも着られるもの』であることを見極める
必要があります。
先ほども書いたように、年とともに変わる体型に対応できること。
しかも、できれば、おとろえていく体型をカバーしてきれいに
見せてくれること。
ちなみに私はこのスーツを買った時、これを着続けるために太らないように
しようと決めました。
買ってから約9年間、着られる体型をなんとかでも維持できているのは、
高かったのだから着られなくなるわけにはいかない、という
プレッシャーのおかげもあるでしょう。
更に、流行に左右されない、シンプルなものを選ぶこと。
これも長く着るためには重要なことになります。
また、何度も買い替えるのなら、『買いに行く手間』を考えなくてはなりません。
働くママだけでなく、専業主婦も、意外と自分のための時間は多くありません。
子供が大きくなるとともに、子供につきっきりの時間は減りますが、
そうなると今度は働き始めるママが多く、結局自由に使える時間は
限られたものになります。
そんな中、何度もスーツを買いに行くって意外と手間ですよね。
入学式や卒業式のたびに悩まなくて済むって、本当に楽ですよ。
たまにはイメージを替えたいというのなら、コサージュやアクセサリーを
替えるだけでもだいぶ雰囲気が変えられますしね。
そんなわけで私は、多少お金がかかっても、いつまでも気持ちよく、
長く着られるスーツを選ぶことをおすすめするのです。
せっかくの晴れの日。
我が子が大きな一歩を踏み出す大切な日。
主役はママではないけれど、お気に入りのお洋服で、子供と一緒に
笑顔で過ごせたらいいですね。