生活をしているとどうしてもたまってしまうのが
ストレスですよね。
軽いストレスなら、良い刺激となり
私たちの成長にもつながるのでしょうが
重すぎるストレスは体調を崩す原因にもなりかねません。
大人でさえ体調を崩すストレス。
子どもにだってストレスはあるはずです。
ただ、子どもたちはストレスがたまっていること、
現状がつらいことなどを言葉として伝えることが難しい。
だから、体調や行動によって発しているのです。
例えば、風邪をひいているわけでもないのに
身体がだるい、熱がでたり、お腹が痛い、頭が痛いと言ってきたり。
食欲がなくなったり、蕁麻疹が出たり、嘔吐したり。
でも、子どもの中で解決するとそういう症状って
ピタッとなくなるんですよね。
他に、行動でも子どものストレスって見えるものです。
口数が減ったり、急に泣きだしたり、甘えん坊になったり、
爪を噛んだり、指しゃぶりをし始めたり。
気遣いが出来る子や、頑張りすぎる子は
ストレスがたまりやすいとも言われています。
まずは、子どもとゆっくり話をすることが大切だと思います。
でも、しつこく聞きすぎるのは絶対にダメ!!
あと、否定することもよくないです!!
どちらも逆効果です。子どもに余計なストレスを与えて
ふさぎ込んでしまいます。
「ママは私の味方なんだ。話しても大丈夫なんだ。」
ということが子どもに伝われば、自分から話してきてくれます。
まずは、子どもの純粋な心をしっかりと受け止めてあげてください。
幼児はストレスで吃音が出ることが
吃音(きつおん)は「どもり症」とも言われますね。
この吃音は、幼少期の20人に1人に
吃音があるとも言われています。
なぜ吃音が出るのか、原因ははっきりしませんが
原因の一つにストレスがあるとされています。
例えば大きなショックを受けていたり、心理的なストレスなどです。
吃音は3つに分かれていて、
「・・・・りんご」といった言葉に詰まるものであったり、
「りーーーんごーーー」と言葉を引きのばしたり、
「り、り、りんご」と冒頭の言葉を繰り返すものがあります。
もし、急に吃音が現れたのなら、ストレスが原因かもしれません。
「もう一度言ってみて」や「ちゃんと話しなさい」
「落ち着いてしゃべりなさい」など言葉をかけると逆効果となり
子どもにとっては余計にストレスになってしまいます。
吃音が出だした原因(ストレス)がなくなれば
徐々に吃音もなくなっていきます。
こうなる原因を早めに見つけるためにも
子どもとのコミュニケーションやスキンシップを
日ごろから多くとるといいですね。
幼児もストレスで下痢になっちゃう…
大人でも、極度の緊張や、ストレスで下痢したり、
嗚咽したりすることってありますよね。
同じように子どもにもあるのです。
実はうちの子も、心因的なストレスで
下痢を起こしたことがあるんです。
汚い話ですが、自分の意志とは関係なく、
パンツに脱糞してしまいました。
先生から話を聞いてすぐに小児科に行くと
やはり、心因性のものだろう。まずはそのストレスを見つけて
出来るだけストレスにならないようにしてあげることが
一番大事だよ、と言われました。
翌日は保育園をお休みして、
子どもといっぱい遊んで、いろんな話をしました。
すると、ぽつぽつと話してくれました。
この頃、数週間後に発表会を控えていたのですが
その時にやるダンスが自分だけ上手く出来ないこと、
自分だけみんなと別のところで練習させられていること、など
泣きながらいろいろと話してくれました。
それを基に先生にも話を伺ってみました。
するといろんなことがわかってきました。
出来ない子はうちの子だけではないこと、
出来ていないところがそれぞれ違うので個々に教えていたこと、
子どもから聞いたことと、実際の様子を先生と照らし合わせていくことで
うちの子がなぜストレスと感じていたのかを
お互いに理解することができました。
もちろん、子どもともまた話をしました。
「そっか、そうだったのか」と子どもなりに理解したようです。
保育園での下痢もいつの間にかなくなりました。
ストレスがなくなると、症状も消えるんだなって
身をもって経験した出来事でした。
まとめ
子どもでも、ストレスって抱えるものです。
日常のことでも、友達のことでも、園での出来事でも
どんなことでもいいので、まずは話を聞いてあげてみてください。
それだけで気持ちも楽になるものです。
大人も話を聞いてもらうだけでも、とてもすっきりしますよね。
子どもだって同じです。
まずは子どもの話をたくさん聞いてあげてくださいね。