小学生の送迎は過保護じゃない!予防に必須。挨拶は防犯なので合わせて伝えたい。

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ワタシが小学生の頃、もう昭和の話になっちゃいますが、両親から学校に送って行ってもらった記憶はほぼありません。

まぁね、家から学校まで歩いて5~6分なんで、下手に車出すより走った方が早く着いたりしますからね、送迎なしもやむなしって感じです。

病院行ってから遅刻して行くとか、ケガして早退とか、そんなの以外は送迎はなかったと思います。

今、娘が小学生なんですが、けっこうな頻度で送迎してます。

甘いよなーって思いながら、朝早いから登校班の集合場所まで送るとか、なんか雨が降ってきたから学校に迎えに行くとか。

周りも多いですよ、送迎する人。

田舎だから、冬時期の日が短くなったときなんて真っ暗ですからね、子どもの一人歩きは危ない。

昔と比べて、不審者情報が多いようにも感じますね。

学校の先生に聞いたんですが、最低でも週に1回、多い時には3日連続で不審者情報が警察から回ってくるそうですよ。

ほとんどが声かけ事案って呼ばれるやつで、車の中から小学生に話しかけてくるんですって。

どうもその不審者情報には、不審者じゃない人も混じってるっぽいんですけど、子どもには区別付きません。

誰かの親戚だったり、地域の民生委員さんだったり、100%善意で心配して声かけてくれたりもあるみたいですけど、わかんないよね?ワタシでも民生委員さんの顔を全部覚えてるわけじゃないし。

ご年配の方はね、「学校の登下校は徒歩であるべし!」とか「送迎なんて過保護すぎる!」とかおっしゃる方もいらっしゃいますけどね、もう時代が違います。

ご近所さんはみな顔見知りなんてことは少なくなりました。

ワタシの住んでるとこは田舎なんで、ご近所付き合いは密な方だと思うんですが、それでも近所に話もしたことない人がいますもんね。

ワタシ自身はというか、うちの方針では、送迎も時と場合によってはありだと思ってます。

過保護でもいいじゃないですか。なんかあってからじゃ遅いです。

うっかりめんどくさい人に「過保護だ」って言われたら「もう、我が子がかわいくてー」って親バカな感じで言ってます。

5回も言えば、相手も「こいつはダメだ、バカだから」ってあきらめますよ?(笑)

過保護ではないと思います。

小学生の送迎は過保護ではない!犯罪予防するのが親の務め

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決して安全であるとは言い難い、現代・日本。

用心しすぎることってそうそうないです。

送迎はやり過ぎだとか、過保護だとか、甘やかしてるとか、いろんなこと言われますけどね。

危ないものをすべて取り上げたり、一人で何もさせなかったりっていうのは、まぁ過保護の域に入るんだろうなぁと思いますが、送迎したからって一人で生きていく力がつかないってことはありません。

「過保護過ぎる」なんていう人は、例えば子どもが犯罪の被害に合ったときは「親が送って行ってたらこんなことはなかったのに」って言います。「目を離した親にも責任がある」って。

その程度のものなんですよ、世間って。ちゃんちゃらおかしいわ。

我が子が独り立ちするまで、世の中の悪意から守るのは親です。犯罪しかり、事故しかり。

予測できる危険は回避するのが賢いでしょ?

だから、あんまり気にしなくていいんじゃないかな?

「なんか私、子どもに甘いかしら?」ってちょっと疑問に思うくらいなら大丈夫。それほど常識から大きく外れてるわけじゃありません。

心配するのは愛してるから。

そいつが世の中の真理ですよ?

小学生の挨拶は防犯になる!送迎できなくても、子に伝えたいこと

さて、送迎できない場合に親ができることとして考えたいのが、あいさつをさせること。

うちの子の通う小学校は「あいさつ運動」なるものがあって、PTAと学校が連携して子どもたちにあいさつをするように教育しています。

「知らない人と話をしてはいけません」ってのと矛盾するんですが、知らない人にあいさつをするリスクと、無視するリスクを天秤にかければ、無視するリスクの方が高いという結論に至りました。

なんでかっていうとね、犯罪者の心理として「顔を見て元気にあいさつされると、手を出しづらくなる」っていうのがあるんですって。

犯罪を犯すぞ!って心に固く誓ってる人は別ですけど、なんかむしゃくしゃするから悪いことしてやろうかなぁくらいの、薄ぼんやりした意識しか持ってない人なら、あいさつで撃退できる可能性が高いみたいです。

もう一つは、大きな声であいさつすることで、「大きな声を出すことに抵抗がなくなる」ってこと。

「こんにちは!!」って言える子は「助けて!!」って言えるってことです。

子どもの声で「助けて!!」って聞こえたら、とりあえずは様子見に行くとか、通報するとかアクションを起こしますから、大きな声で叫ぶっていうのは大事です。

地域で子どもたちを守るシステムはありますけど、四六時中見張ってるわけじゃないですからね、必ず見守り範囲に死角は出てきます。

その死角に入ってしまった子どもを守るには、子どもからのヘルプが絶対的にいるんですよ。

そのときに役に立つのは普段からの訓練。すなわち「大きな声を出す」。

「元気にあいさつ」って子どもらしさの押し売りってわけじゃないんですよ。

いざってときに、自分自身を守るための訓練です。

まずは親と一緒のときに、知らない人にもあいさつすることを子どもに教えてほしいと思います。できれば幼少期から。

その教えが、あなたの子どもを悪意から守れるかもしれません。

あれこれ育児 記事下
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